【国際関係学部】チェコ/メトロポリタン大学プラハに留学中の3年次 衣笠 歩海さんを取材しました!
2024.05.10
学部の授業以外にも活躍の場を求めて積極的に取り組む学生を紹介する本企画。
今回は、チェコのメトロポリタン大学プラハに交換留学中の、国際関係学部3年次 衣笠 歩海さんに話を聞きました。
なぜ留学先にメトロポリタン大学プラハを選びましたか?
私がメトロポリタン大学プラハを留学先に選んだ理由は、留学する上での私の2つの希望がどちらも叶う大学だったからです。1つ目は、ヨーロッパ圏に住みたいというものです。ヨーロッパの文化や歴史に興味があり、それを肌で感じてみたいと思っていました。特にプラハは中世の雰囲気が残る街並みで、そんな環境で過ごしてみたいと思いました。2つ目は、留学先でも国際関係を学びたいというものです。そう思った理由は、日本で学ぶのとは違う観点で国際問題や国際情勢を学ぶことができると思ったからです。この2つの希望が叶うのがメトロポリタン大学プラハだと思ったのでこの大学を選びました。
留学期間(前半)のスケジュールを教えてください
2023年10月10日 | プラハ到着 |
10月13日 | オリエンテーション |
10月16日 | Winter semester開始 |
12月20日~2024年1月2日 | Winter holidays |
1月19日 | Winter semster終了 |
1月22日〜2月23日 | テスト期間(終わり次第春休み) |
2月26日 | Summer semester開始 |
5月17日 | Summer semester終了 |
5月20日~6月21日 | テスト期間(終わり次第夏休み) |
留学先で履修した授業科目や授業の様子を教えてください
講義形式の授業が多いですが、一方的に話を聞くだけでなく、質問する時間が設けられ、学生が積極的に質問したりするところが日本とは大きく異なるところだと感じました。また、授業内にディスカッションを行うことも多く、講義内容について自分の意見や考えを持っておくことが必要だと思いました。プレゼンテーションを行う授業は、日本とは違って、必ずしもグループメンバーを先生が指定するわけではないのでグループを組んでくれる人を探すところから始まります。発表後の質疑応答において日本の場合、先生から質問やアドバイスが行われて終了することがほとんどですが、学生からの踏み込んだ質問をされることも多く、事前の準備を入念に行うなど、工夫していますが、とっさに英語で対応するのに苦戦しています。
留学してから始めたこと(チャレンジしていること)はありますか?
授業内で質問などの発言をすることが当たり前の環境なので、私も発言しようと意識したり、質問された時には積極的に答えようとしたりするようにしています。英語で話すことは難しく、自分の言いたいことを完璧に伝えられてはいるとは思いませんが、トライすることを大切にするようになりました。
留学生活(前半)で心に残っているエピソードを教えてください
他の交換留学生とお互いの国について話してさまざまな違いを見つけたり、お互いの国の印象を話し合うと、意外な意見を聞けてとても面白かったです。例えば、「日本のアニメで学生が自転車で通学するのを見たけど、日本ではそれが普通なのか」と聞かれて、公共交通機関を使う人もいるけど、自転車を使う人もたくさんいると伝えたところ、「自転車に乗れるのすごい。私は乗ったことが一度もないから乗り方すら分からない」と言われました。こういった日常生活の常識みたいなものですら、違いが出るのだと気付きました。
留学生活(後半)の目標を教えてください
当初、この大学を選んだ理由の1つとしてヨーロッパの歴史や文化を肌で感じてみたいと希望していましたが、さまざまな場所に旅行することで、それを実感することができました。週末にはプラハ城などチェコ内を散策して、長期休みにはヨーロッパ各国を訪れ、文化や雰囲気の違いを感じ、美術館や歴史ある建物を見学することで歴史を学びました。学校においても、チェコの歴史についての授業を受講し、冷戦後のソ連崩壊の歴史を深く学べました。
また、メトロポリタン大学プラハで学ぶ国際関係学は、日本であまり深く学ばなかった「兵器」についてや「EUが今何をしているのか」をEU加盟国という視点で学ぶことができました。そして、ヨーロッパ諸国からの交換留学生との議論によって、新しい発見をすることができ、日本に対する意見も聞くことができました。
しかし、できていないこともあると思っています。それは積極的に話しかけることです。意識するようにはしていますが、不十分だと感じているので、これまで以上に積極的に授業内のディスカッションに参加したり、色んな人とコミュニケーションを取ろうと思います。
また、メトロポリタン大学プラハで学ぶ国際関係学は、日本であまり深く学ばなかった「兵器」についてや「EUが今何をしているのか」をEU加盟国という視点で学ぶことができました。そして、ヨーロッパ諸国からの交換留学生との議論によって、新しい発見をすることができ、日本に対する意見も聞くことができました。
しかし、できていないこともあると思っています。それは積極的に話しかけることです。意識するようにはしていますが、不十分だと感じているので、これまで以上に積極的に授業内のディスカッションに参加したり、色んな人とコミュニケーションを取ろうと思います。
これから留学を考えている皆さんへメッセージ、アドバイスをお願いします!
さまざまな不安や心配事があると思いますが、とりあえず興味のある環境に飛び込んでみるというのも大切だと思います。留学の理由はさまざまだと思いますが、自分の成長のためであるということは共通だと思うので、その向上心を忘れず、それぞれの目標のために頑張ってください。