【国際関係学部】オランダ/ハーグ応用科学大学に留学中の2年次 江口 遥奏さんを取材しました!
2024.02.15
学部の授業以外にも活躍の場を求めて積極的に取り組む学生を紹介する本企画。
今回は、オランダのハーグ応用科学大学に交換留学中の、国際関係学部2年次 江口遥奏さんに話を聞きました。
なぜ留学先にハーグ応用科学大学を選びましたか?
私は国際ビジネスに興味があったので、グローバル企業による貿易が活発に行われているヨーロッパに留学したいと考えていました。その中でオランダは国際司法裁判所などさまざまな機関があり、世界中から多種多様な人が集まる国際色豊かな国であるため、このような場所で学ぶことで、世界で通用するビジネススキルを身に付けることができると思い、ハーグ応用科学大学を選びました。
留学期間のスケジュールを教えてください
2023年8月21日~25日 | Start Mandatory Introduction week Semester1 ※履修登録や大学ツアーなど |
8月28日 | Term1 授業開始 |
10月16日~20日 | Autumn break ※授業休み期間ですが、テスト前のため勉強をしていました。 |
10月23日~27日 | Exams Semester1 テスト週間 |
11月13日 | Term2 授業開始 |
12月25日~2024年1月5日 | Christmas Break ※コースにより12月で授業終了と2月まで続く場合があります。 |
1月8日~26日 | Project Weeks ※該当するクラスを取った人のみ |
留学先で履修した授業科目や授業の様子を教えてください
私はビジネス関係と国際関係の2つの分野に関する授業を取りました。Introduction to export managementという授業では、主に商品の輸出に関する分析の方法を学びました。輸出のステップを学ぶためだけではなく、海外展開している企業を自分たちで分析するなど実践的な内容を学ぶことができました。
またEXPLICO(Exchange Perspectives for Local Impact in Collaboration)という授業では、グループごとにそれぞれの地域で異なるバックグラウンドを持つ人々について調べ、彼らが抱える問題の解決策を考えるということを行いました。年齢も性格も違うさまざまな人とグループで活動したことで、お互いの文化の違いを理解し合い、国際的なコミュニティを築き、解決策を見い出すことができました。
またEXPLICO(Exchange Perspectives for Local Impact in Collaboration)という授業では、グループごとにそれぞれの地域で異なるバックグラウンドを持つ人々について調べ、彼らが抱える問題の解決策を考えるということを行いました。年齢も性格も違うさまざまな人とグループで活動したことで、お互いの文化の違いを理解し合い、国際的なコミュニティを築き、解決策を見い出すことができました。
留学してから始めたこと(チャレンジしていること)はありますか?
留学してからは、自分から進んで行動することを心がけています。なぜなら、積極的に行動をして色々な方と関わることで、オランダの伝統や現状について知ることができると思ったからです。また、オランダの方もマイノリティである日本に関して興味を持ってくれたので、自分から動くことに自信を持つことができました。具体的には、ハーグのボランティア団体に所属して、週末は地域の方と交流しています。介護施設でボランティアをしたり、リーダーシップに関するワークショップに参加したりしました。ボランティア活動を通して、沢山の方と交流をすることが出来ました。また、住宅不足や貧困、介護施設、移民など沢山の課題の現状も肌で感じることが出来ました。その後お礼としてパンやお花を頂いた時は自分の活動が少しでも役に立ったという達成感を感じることができました。
留学生活(前半)で心に残っているエピソードを教えてください
前半はハーグで出会った友達と沢山観光をしました。歴史的な記念像や建物を巡ったり、スイスやベルギーなど他の国に行ったりしました。実際に訪れることで、建物の歴史や雰囲気を肌で感じることができました。また、日本文化に興味のある方々と交流し、一緒にオランダを観光しました。現地で仲良くなった学生、友人とホームパーティーをしたり、旅行に行ったり、一緒に勉強したりなど、充実した生活を送ることができました。
このような経験を通して、今まではヨーロッパという一括りにしていたそれぞれの国について詳しく知ることが出来ました。例えばオランダには国際企業が多く、有名な食べ物では、stroopwaffelという薄いワッフルや、教会は赤茶色の建物が多いと思いました。一方でベルギーにはEUの本部など国際的な機関が多く、厚いワッフルが有名でした。また、教会は白色のヨーロッパらしい建物が多いと感じました。ですが、どちらの国もプラスチック製品の回収やフェアトレード商品販売など地球にやさしい活動を行っていました。ワッフル1つ見ても違いがある一方で同じような取り組みをしている。何気ない日常の文化的背景を共有することで異文化への理解がさらに深まっていくのを実感しました。
このような経験を通して、今まではヨーロッパという一括りにしていたそれぞれの国について詳しく知ることが出来ました。例えばオランダには国際企業が多く、有名な食べ物では、stroopwaffelという薄いワッフルや、教会は赤茶色の建物が多いと思いました。一方でベルギーにはEUの本部など国際的な機関が多く、厚いワッフルが有名でした。また、教会は白色のヨーロッパらしい建物が多いと感じました。ですが、どちらの国もプラスチック製品の回収やフェアトレード商品販売など地球にやさしい活動を行っていました。ワッフル1つ見ても違いがある一方で同じような取り組みをしている。何気ない日常の文化的背景を共有することで異文化への理解がさらに深まっていくのを実感しました。
留学生活(後半)の目標を教えてください
残りの留学生活では、ボランティア活動を続け、今まで出会った方との交流を大切にしながら過ごしたいと考えています。そして、さまざまな国を訪問し、文化や歴史、伝統について触れ、現地の沢山の方のお話を聞くことで視野を広げ、語学力もより伸ばしたいと思います。帰国後も英語の勉強により力を入れ、オランダで学んだビジネススキルを使い、国際社会で活躍できる人材に成長したいです。ハーグ大学ではヨーロッパから世界中に展開している企業に関して、なぜそのように発展したのか、企業分析の方法を学びました。これからは、国際社会で活躍する方が集まるオランダで話を実際に聞き、より深くビジネスに関して勉強を続けたいと思います。
これから留学を考えている皆さんへメッセージ、アドバイスをお願いします!
留学を通して、英語を話す機会が増え語学力を伸ばすことができたと思いますが、より人としても成長することができたと感じました。例えば、住民登録や保険など住むために必要な大事な申請を全て自分で調べて行うことや、英語で囲まれた環境で説明会や授業などで大事な話を聞き逃さないようにする緊張感から、しっかりと自分で責任を持って行うという習慣を身に付けることができました。
日本とは異なる環境に身を置くことは、様々な不安があると思いますが、「学びたい!」「仲良くなりたい!」という気持ちがあれば自然と周りも理解してくれて、素敵な友達も多くできると思います。留学中は大変なことも沢山ありましたが、今ではどれも素敵な思い出になっています。少しでも留学に興味があったら、ぜひ挑戦してみてください。応援しています!
日本とは異なる環境に身を置くことは、様々な不安があると思いますが、「学びたい!」「仲良くなりたい!」という気持ちがあれば自然と周りも理解してくれて、素敵な友達も多くできると思います。留学中は大変なことも沢山ありましたが、今ではどれも素敵な思い出になっています。少しでも留学に興味があったら、ぜひ挑戦してみてください。応援しています!