【現代社会学部】鈴木ゼミ生が「錦天満宮の由緒書」パンフレットを制作

2024.05.09

現代社会学部鈴木ゼミの2~4年次生(現在の3年次生から卒業生)の合同チームが、錦天満宮(京都市中京区)と協働で制作した『錦天満宮 由緒書』。この由緒書の授与が錦天満宮の社務所にて3月25日(月)から開始されました。本由緒書制作は、現代社会学部鈴木ゼミが推進している「京都・水の聖地プロジェクト」の一つです。
水の聖地プロジェクトとは、京都における「水の聖地」を選定し発信することで、世界中の人々に京都の水文化に関心を持ち、その聖地を訪れてもらうために鈴木ゼミが「水の聖地」の選定を行うものです。
由緒書制作の目的は、錦天満宮の由緒沿革を知ってもらう、さらには水の聖地である「錦の水」を広めることです。そのため、可能な限り水に関係する写真を多用し、2023年の6月にゼミ生と錦天満宮が協働で作成した錦天満宮の摂社である塩竈神社の「水の御朱印」や、都会のオアシスである「錦の水」を紹介している点が本由緒書の特徴です。
また、外国人にも読んでいただけるように英語と中国語(同ゼミの留学生が翻訳)による掲載ページを作ることで、国籍問わず多くの人に手に取っていただけるよう工夫をしました。本由緒書で使用している写真の一部も、ゼミ生が撮影しています。 由緒書の制作に際して、ゼミ生が錦天満宮を何度も訪問し、新田禰宜(禰宜とは宮司を補佐する者の職称)やデザイナーの方と何度も打ち合わせを行い、どのような文書にするのか、レイアウトや字体などにもこだわりました。
ゼミ生からは「この取り組みを通し多くのことを学ぶことができ、自身の成長に繋がった」、「私たちが制作した由緒書を、実際に来訪者が手に取る姿を見るのがとても楽しみ」「プロのデザイナーやカメラマンたちの話し合いを間近で聞くという貴重な体験ができた」「初めての本格的なゼミ活動で形に残る作品ができてとてもいい経験になった」などの感想がありました。
これからも、鈴木ゼミでは京都の水の魅力を体感し、広く発信していくこととしています。

【関連リンク】錦天満宮×鈴木ゼミ水の聖地プロジェクト第3弾ゼミ生制作「錦天満宮 由緒書」パンフレット授与開始
制作に向け協議するゼミ生
写真を撮影するゼミ生
卒業式の日に完成し、現物を手にするゼミ生
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