【文化学部】若松ゼミが教職課程(中学社会、高校地理歴史)の学生たちと合同で秋のフィールドワークを実施しました!

2024.01.17

文化学部 若松 正志教授の3年次・4年次ゼミと、教職課程科目の地理歴史教育法および社会科教育法(ともに担当が若松教授・文化学部 桐村 喬准教授)のクラス合同で、12月3日(日)に京都市内でフィールドワークを行いました。
当日は、平安京大内裏跡の千本丸太町の交差点北西に集合。大極殿跡、豊楽殿跡を見て、京都市平安京創生館(京都アスニー)に到着。同館では、平安京復元模型や洛中洛外図屏風(上杉本)の陶板壁画を、案内ボランティアの方の説明を受け、見学しました。その後、菅原道真や豊臣秀吉の北野大茶会で有名な北野天満宮まで歩き、学問成就を祈って参拝。次に秀吉の京都改造に関わる平野御土居を確認。さらに船岡山に登り、京都を一望しました。その後、更に織田信長ゆかりの建勲神社、玄武神社などを経て、最後は、早良親王(崇道天皇)ゆかりで、応仁の乱発端の地でもある上御霊神社まで行き、解散となりました。

平安京大極殿跡
平野御土居について説明する若松教授と学生たち
この間、若松教授と桐村准教授がそれぞれ作成した資料などを踏まえ、京都の歴史と地理について適宜解説を行いました。参加者は、平安京創生館の復元模型・展示・解説、船岡山から見える京都や近郊の風景や高さ制限の影響、怨霊と関わる神社など、京都の歴史と地理のさまざまな面を実地で感じるとともに、フィールドワークの手法や面白さを理解したようでした。
桐村准教授の解説のもと、船岡山から京都市街を一望する学生たち
船岡山山頂での若松教授とゼミ生
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