【経済学部】「地域活性化フィールドワークI」活動報告(1)キックオフ会議に参加しました

2024.07.23

経済学部にて専門教育科目として開講している2024年度の「地域活性化フィールドワークI」では、履修学生は3チームに分かれ、最終的に兵庫県たつの市が開催する「地域創生アイデアコンテスト」の舞台で市役所への地域活性化のための提言を行います。
今年度は「政策アイデア部門」に1チームが参加し、教室での議論を通じて政策を考えるだけでなく、実際にたつの市へ訪問し、聞き取り調査と文献調査を通じて、課題発見から解決策の検証、解決策の提言までを行います。また、今年度から新設された「業務アイデア部門」には2チームが参加します。この部門は、既に予算化されている事業に関して、市役所の担当者と協働で具体的な事業内容を考えます。その際に、地域住民や企業からの情報を得て、どの様な方法で事業を効果的、効率的に行えるのかを提言するための検証を行います。対象事業は、「SNS発信事業」と「ホームページリニューアル事業」です。
この講義は、いずれの部門に参加する場合でも、学生が提言内容を市役所職員の方たちだけでなく、住民や企業の「生の声」を伺うことを特徴としています。
そして、2024年4月27日(土)には、第1回目のフィールドワークとして「キックオフ会議」に参加してきました。以下は、実際に参加した学生の声になります。
キックオフ会議への参加

参加学生の声

  • キックオフ会議でたつの市の人口の推移や、まちづくりの将来像、政策、施策目標などについて詳しく聞かせていただきました。この度は、私たちが考えた政策が実際に実行されるということでとてもわくわくするし、やりがいを感じています。大学生のうちにこのような貴重な機会をいただけることに感謝して精一杯取り組んでいきたいと思います。たつの市の政策を考えるにあたって、まずはたつの市を知ることが重要であると思うのでこれからのフィールドワークをしっかりと活かし、たつの市に貢献できるように頑張ります。
  • たつの市地域創生アイデアコンテストのキックオフ会議に参加し、たつの市の現状や魅力、目標などを市の方から説明していただきました。私は市のPR動画を拝見し、賀茂神社という私の住む京都の上賀茂神社と繋がりのある神社の存在を知り、たつの市と地元との共通点があることに興味を持ちました。また、若い年代の戻りが少なく人口は減っているが、世帯数は増えているということを教えていただきました。なぜ若い世代の戻りが少ないのか、現状の問題点など、この会議を通じてたつの市についての理解を深めることができました。今回説明していただいたお話やフィールドワークを通し、私たちは次世代の住民を増やすための政策提言を考えていきたいと思います。
キックオフ会議でたつの市職員から説明を受ける履修学生
キックオフ会議での情報収集・整理
PAGE TOP