【経営学部】春闘の歴史と日本のこれからの働き方とは? 日本企業の賃金交渉から見るこれからの「人材マネジメント」について

2024.12.23

経営学部の「人材マネジメント論」(担当:篠原 健一教授)は、企業組織はどのようにして人々の活動を引き出し、組織成果に結びついているのか、経営資源としての「ヒト」に着目した人的資源管理の位置づけと、その論理的背景を中心に学ぶ授業です。今回は、ゲストに日本経済新聞の武類 雅典氏を招き、「日本企業と春闘~労使関係から見る『ニッポンの賃金』」をテーマに、講義をされました。その様子を取材しました。

(マネスタ・学生ライター 経営学部3年次 川人 湖夏)

講義の導入として、「春闘」について説明をされました。春闘とは、労働組合が賃金水準や、賞与、労働時間の短縮などを経営者側に交渉を行う労使交渉のことです。中でも最大のポイントは賃金の交渉であり、交渉には景気動向や企業業績や労働需要などが関わってくると解説されました。

日本の賃金や春闘の歴史について、分かりやすく解説いただき、春闘の予備知識がなかった私でも、しっかりと理解することができました。経営者と労働者の相互の交渉が、自分たちの給与だけでなく、社会も豊かにすることを知り、自身の働き方を考える良い機会となりました。

日本の賃金や春闘の歴史について、分かりやすく解説していただきました
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