【経営学部】中野ゼミで本郷防災株式会社代表取締役 本郷 顕一社長がBIWAKO AQUA PONICSの事業について講演!
2024.07.05
経営学部の中野ゼミ19期生(演習1)は、「サプライチェーンの視点から、経済的価値と社会的価値を両立させる共通価値の実現に取り組んでいる製造(小売)業」の事例を探し、 1次データにもとづいて工夫や課題を調査する研究活動に取り組んでいます。6月10日(月)に、本郷防災株式会社(本社:滋賀県大津市本堅田)の本郷 顕一社長からお話を伺いました。
(文章執筆:経営学部 2年次 右手 優香)
本郷防災株式会社は、消防設備や防犯カメラ、インターホンなどの防災設備の設計・施工・保守の事業を行っている会社です。2023年18期生の研究でご協力いただいた、BIWAKO AQUA PONICS の事業について、「社会を作る企業ができるまで(循環を作る為の想像力と創造)」というテーマでご講演頂きました。
本郷社長の人生を順になぞるような形でお話しいただき、BIWAKO AQUA PONICSを始められたきっかけ、直観力、行動力、引き寄せる力、選択の重要性についてお話しいただきました。BIWAKO AQUA PONICSでは、水生生物を養殖し、排泄物を肥料にして野菜を育てる無農薬栽培を行なっています。
世の中に常にアンテナを張ること、直観力が重要でそこから思い立ったら即行動することが大切であるとお話いただきました。本郷社長の場合、コロナ禍で経済に不安を感じ、第一次産業である農業に挑戦すると決め、そこから凄まじいスピード感で行動され、BIWAKO AQUA PONICSを始められました。
今回のお話を通して、アクアポニックスをやりたいという思いが周囲の人へ伝わること、ポジティブな考え方が周りを惹き付けること、色々な経験が思わぬところで生きてくることを学びました。
今回のお話を受け、ゼミ生から後日、「周りの出来事に敏感にアンテナを張るようになったきっかけは何ですか?」「物事をポジティブに捉えるマインドはどのように維持されていますか?」「行動力や直観力に長けている本郷さんが人生で一番迷ったことは何ですか?」などの質問をさせていただき、本郷社長に丁寧にお答えいただきました。
19期生は今後、本郷社長から学んだ内容を生かして、グループ研究で共通価値の実現に取り組んでいる企業を探していきます。
