【国際関係学部】卒論紹介Weekで先輩方の学びを見学しました!

2023.12.12

2023年12月11日(月)から12月15日(金)の5日間、真理館2階スチューデントコモンズにて、卒論紹介Weekが開催されています。この期間、各ゼミの4年次生の代表者が、各自の卒論について、研究の背景・目的・概要・展望を中心に報告しています。

(学生ライター 国際関係学部4年次 越智 慎之助)


冒頭、山本准教授から「卒論紹介Week」の目的や概要の説明がありました。
その後、学生の発表に移り、初日である12月11日(月)は、正躰ゼミと川島ゼミの学生による発表を行いました。
冒頭に「卒論紹介Week」の概要を説明する山本准教授

発表1:スイスはなぜEUに加盟しないのか

正躰ゼミの学生からは「スイスはなぜEUに加盟しないのか」という卒論テーマで紹介が行われ、“EU非加盟の要因”に焦点をおいた研究内容でした。EU加盟可否に関する国民投票や政治・経済・産業・安全保障の観点に基づき、データや文献・歴史的理由からEU非加盟に至った要因を考察し、現段階での結論も述べられました。他の学生からの質問もあり、国家としてのアイデンティティや意思決定に関わる事象についての関心が高まりました。
国際関係学部4年次 日野 竣介さんの発表の様子

発表2:常連客の購買意欲を高める会話構築

次に、川島ゼミの学生からは「常連客の購買意欲を高める会話構築」という卒論テーマで紹介が行われ、一つ一つの“会話”から見えてきた購買行動に焦点を置いた研究内容でした。新型コロナウイルス感染症拡大の影響や社会の変化に伴いEC(Electronic Commerce)の普及が進む中、実店舗だからこそできる“会話”を用いて、一人一人の常連客との関係性を大切にする対応が重要とのことでした。企業にとっても常連客の獲得と維持は、長期的な会社の利益を獲得する上で重要であり、“会話”という観点からの考察は他の学生にとっても面白い研究内容でした。
国際関係学部4年次 高橋 未来さんの発表の様子

来春に卒業を控えた4年次生の卒業論文は、どれも独自の興味・関心から生まれたもので、国際関係学部での4年間の集大成だと思います。紹介される卒業論文の中には、国際ビジネスや日本の防衛協力、中国の南シナ海問題といった非常に国際関係学部生の関心が高いテーマもあります。来年、卒業論文を執筆する3年次生を中心に、深い学びの機会になりました。私自身も今冬に卒業論文を執筆し、大学4年間の集大成としたいと思います。
質疑応答の様子
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