次に、受入れ機関の1つである大統領府(Office of the President)からチームの発表がありました。大統領府での活動から見えてきたパラオの現状と将来について、日本人学生からの視点から、①パラオと日本の2国間関係、②パラオの水産業・環境、③パラオと日本の直行便フライトの可能性、④パラオと台湾の2国間関係、⑤パラオにおけるジェンダー、の5つのパートで成果発表を行いました。インターンシップでは普段では体験できないようなことを実際に見学や参加させてもらいました。小さい島だからこそ周りとの助け合いの精神が強く、すぐに打ち解けることができ現地でも楽しく貴重な経験を積ませてもらい非常に充実したインターンシップでした。
大統領府チームによる発表①
大統領府チームによる発表②
次に、受入れ先機関の1つであるコロール州リサイクルセンター(Koror State Solid Waste Management Office)チームからの発表が行われました。インターンシップ先での現場実習から見えてきたパラオの循環型社会について、リサイクルセンターの歩んできた歴史の紹介と共にプレゼンテーションを行いました。国際協働に取り組む上で、何を見据え、どのように次に繋げていくのか、それらを実際に施設のスタッフとして働き、その視点から学ぶことができました。
コロール州リサイクリングセンターチームによる発表①
コロール州リサイクリングセンターチームによる発表②
最後に、観光チーム(受入れ先機関:Palau Visitors Authority ならびにBureau of Tourism)からの発表がありました。パラオの重要産業である観光に関して、自然と経済の両立やエコツーリズム等を踏まえながら発表しました。Bureau of Tourismでの活動を通して、Responsible Tourismについての理解し、環境を保全することの重要性を学びました。今後、パラオにおける観光政策や環境保全をさらに深め、ゼミでの研究に役立ていきたいと思います。また、今回私たちが体験したホームステイに関するフィードバックが行われ、パラオの今後の新しいビジネスの可能性についても紹介しました。