【国際関係学部】外部支援金による海外渡航の成果報告会が開催されました!

2023.05.18

2023年5月11日(木)に、国際関係学部生による海外渡航成果報告会が実施されました。今回の報告会では2022年冬、一般社団法人 一枝会が実施する「行ってみ!チャレンジ」に採用され、海外でさまざまな知見を深めてきた3人の学生が、現地調査をしようと思い立ったきっかけや実際に調査して得ることが出来た貴重な経験をもとに発表を行い、その後、今年度の募集に関する説明を行いました。

(学生ライター 国際関係学部4年次 池田 遼真)

報告の前に一般社団法人 一枝会の概要を説明する三田先生

各学生の研究テーマ

  • 環境問題に対する意識向上のマーケティング戦略
  • ドイツにおけるビーガンと食肉業の両立に関する調査
  • ドイツ複数都市における留学生の就活と現地就職の可能性の調査

環境問題に対する意識向上のマーケティング戦略の調査

日本で見つけた環境問題に対する意識調査のランキングに着目し、ドイツ、イタリア、日本という3カ国を比較して街中における環境問題に関する広告の数と現地の方々の意識に関連性があるのかを調査した結果が報告されました。その結果から、相対的に低い日本の環境問題に対する意識向上アプローチをどのように行っていくかという新たな課題が生まれたことも報告されました。
国際関係学部4年次 スワロー 茉柚クレアさんの報告の様子

ドイツ国内でのビーガンと食肉業の両立に関する調査

環境、動物福祉、健康に対する意識の高さがビーガンに対する迎合的意識の強さに繋がっているという結果のほか、印象に残った点として売る側となる企業が積極的に動物の犠牲の上で食肉業が成り立っているという状況を消費者に伝えて購買構造を変革していく取り組みを行っているという現地を訪れたからこそ触れることが出来た知見に関しても報告されました。
国際関係学部4年次 佐藤 美宇さんの報告の様子

将来ドイツに移住することを目標とし、現地での就職について調査

JETROや安田工業株式会社といった企業にアポイントメントを取り、訪問し、ドイツの貿易・経済、地域の特徴の調査を行った。ドイツの地で活躍する採用形態の違う日本人の方々からお話を伺い、自分の将来設計を描く上で非常に大きな手がかりとなるものだったという報告がなされていました。
国際関係学部4年次 本田 恵太郎さんの報告の様子
海外渡航成果報告会を通じて、発表した各学生が得られた貴重な経験に違いはあれども、「日本を飛び出して海外に挑戦するチャレンジ精神」、「学生個人が調査計画を立て、対象の企業や大学と連絡を取って、それを実行に移す力」という点においては共通して身に着けることが出来たと報告されていて非常に有意義な時間だったと感じました。成果報告会に参加した学生からは、私も「行ってみ!チャレンジ」に挑戦したい。という声が聞こえ、活気に溢れていました。
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