【国際関係学部】フランス/リヨンカトリック大学に留学中の3年次 西信 未乙さんを取材しました!
2023.03.27
学部の授業以外にも活躍の場を求めて積極的に取り組む学生を紹介する本企画。
今回は、フランスのリヨンカトリック大学に交換留学中の、国際関係学部3年次 西信 未乙さんに話を聞きました。

なぜ留学先にリヨンカトリック大学を選びましたか?
留学期間(前半)のスケジュールを教えてください。
2022年8月28日 | リヨン到着 |
9月1日 | オリエンテーション |
9月5日 | 1st Semester 開始 |
10月24日〜10月30日 | Semester Break |
12月16日 | 1st Semester 終了 |
2023年1月2日 | オリエンテーション |
1月3日 | 2nd Semester 開始 |
2月13日〜2月19日 | Semester Break |
4月28日 | 2nd Semester 終了 |
※試験期間(2022年12月12日~16日、2023年4月24日~28日)はありましたが、私の履修した授業は全て試験期間前の授業内に試験を行なっていたため、実際その期間は休みでした。
留学先で履修した授業科目や授業の様子を教えてください。
私は国際ビジネスの中でも社会問題に関する授業(「Social Business」、「Ethical Dimensions of International Business」や「CSR」など)を中心に履修しました。これらの授業では、実際に起こった事例をもとに学生同士でディスカッションを行い、最善の解決案を導き出すといったより実践的なアクティビティも行っています。
また、「Entrepreneurship & Business model」では新しいビジネスを一から作り、商品・サービス内容から財務、流通面まで実際にビジネスが成り立つ程度に完成されたビジネスプランをチームで制作し、将来ビジネスを行う際に役に立つスキルを多く学んでいます。

留学してから始めたこと(チャレンジしていること)はありますか?
私は留学してから英語以外の言語を勉強し始めました。フランスに留学しているためもちろんフランス語も勉強しているのですが、私のコースには色々な国から学生が集まっているので、私は他にも台湾人の友人から中国語を学んでいます。留学では大学の授業以外にも学ぶ機会がたくさんあるため、日常的に多言語を学習することができています。

留学生活(前半)で心に残っているエピソードを教えてください。
私は3月に翻訳兼バックステージドレッサーとしてパリコレのボランティアに参加しました。将来アパレル業界に携わりたいという想いがあったこと、世界のアパレル業界を知り、またゼミでアパレル企業のエシカルな取り組みについて研究しているのでアパレルブランドの新しい取り組みを学ぶために自ら申し込みました。
このショーでは、さまざまな国のデザイナーやモデル、運営の方々が集まる中、彼らがどのようにより良いショーを作り上げていくのかを身をもって体験することができました。言葉も文化も異なる人たちが素晴らしいショーを作り上げたいという想いから英語を使い懸命に意思疎通を図っているところを目の当たりにし、コミュニケーションとは「伝えたい」という想いが最も大切なことなのだと実感しました。それまで自分の語学力に自信が持てなかった私もこの体験から積極的に話すようになり、色々な人との交流をより楽しめるようになりました。



留学生活(後半)の目標を教えてください。
留学生活も終わりに近づいていますが、就活と両立しつつ最大限に残りの留学生活を楽しみたいと思っています。また、遊びだけでなく環境や社会問題に関するボランティアにも挑戦する予定です。前段で述べている通り、私はゼミで企業のエシカルな取り組みについて研究しているため、環境や社会問題に対する取り組みを行なっているボランティアに参加してヨーロッパの現実を肌で感じることが出来ました。帰国後のゼミや卒業論文にも活かしていきたいと考えています。

これから留学を考えているみなさんへメッセージ、アドバイスをお願いします!
留学での時間は思っているよりも早く過ぎてしまいます。その時間を無駄にしないよう、留学前から語学の勉強や留学中にやりたいこと、就活などについてよく考え計画し実行することで留学がより楽しめると思います。
