【国際関係学部】植原ゼミが(株)イシダ滋賀事業所を訪問し、海外ビジネスを学ぶ!
2023.02.20
2月14日(火)、株式会社イシダ滋賀事業所を訪問させていただき、会社説明や工場見学、海外ビジネスについてお話を詳しく伺いました。
(国際関係学部3年次 中野 莉子)

株式会社イシダは1893年に創業された企業で、主に食品に関する計量・包装・検査機械を製造・販売されている機械メーカーです。「世界の食を技術で支えるB to Bメーカー」として国内外の計量・包装業界でトップクラスのシェアを誇る企業です。また、食品分野に限らず、医療・医薬分野にも参入し、事業領域を確実に広げ、世界100カ国以上へ進出を果たしグローバルに活躍されています。
以前、秋学期に植原ゼミにて、会社説明をしていただき、イシダの業容について学びました。食品の計量から、包装、検査、箱詰めまで一貫してできる「トータルソリューション」という強みを持っておられることを学び、私たちの食を安全・安心に提供されていることがとても印象的でした。
今回は、滋賀事業所にて生産現場の視察をしました。実際に機械を製造している現場を生で見ることができ、今まで説明していただいた内容や特徴・強みをより実感することができました。
最初は食品の異物混入などをチェックするX線異物検出装置を紹介いただきました。異物混入を判断する精度がとても高く、見つけるのがとても難しい魚の細かい骨もしっかり見つけることができます。
次に、包装機を拝見しました。一つの包装機でも、使う国によって大きさや機械の部品の高さが違い、同社の高いローカライズ力を感じることができました。
そして、同社の看板商品ともいえる組み合わせ計量機を拝見しました。この機械はいくつにも分かれた計量機で高速で高精度な計量を実現し、例えばかたちの違うピーマンやポテトチップスなどを一定量ごとに組み合わせて均等にパッケージすることができます。イシダの超越した技術とニーズに対応するお客様ファーストの結晶である機械を生で拝見でき、圧倒されました。
最後に、海外ビジネスについて質疑応答の場を設けていただきました。企業が強みを活かしながら海外営業していく難しいさややりがい、昨今話題の円安対策など様々なことを現社員の方々から聞くことができ、とても有意義な時間となりました。しかもお話いただいた方々は本学卒の先輩でした!
今回の訪問全体を通して、イシダの強みやお客様ファーストな姿勢をしっかり学ぶことができ、さらに私たちの大好物であるグローバルな話題を沢山伺え、大きな刺激をもらいました。
最後になりましたが、お忙しいなか貴重なお時間を作ってくださった(株)イシダの皆さまにこの場をお借りして深く御礼申し上げます。
