【国際関係学部】学部の学びを超えて活躍する4年次 渡辺 美琴さんを取材しました!
2023.02.15
学部の授業以外にも活躍の場を求めて積極的に取り組む学生を紹介する本企画。
今回は、「ネパール農村における内発的発展と日本企業との協働に関する研究調査」をテーマにネパールを訪問し研究を続けている、国際関係学部4年次の渡辺 美琴さんにお話を聞きました。
今回は、「ネパール農村における内発的発展と日本企業との協働に関する研究調査」をテーマにネパールを訪問し研究を続けている、国際関係学部4年次の渡辺 美琴さんにお話を聞きました。

「国際関係」に興味を持ったきっかけを教えてください
中学生の時に、分野を問わず世界で活躍する日本人を特集したテレビ番組「ナゼそこに?日本人」を観て、国際関係に興味を持ちました。その時は、日本人のおじいさんが現地の人と協力しながら農業をして暮らしているのを見て、私もこの人のように専門的な技術があり、国内外問わず誰かの助けになり、人に喜ばれる存在になりたいと思いました。

今、注力している取り組みは何ですか?
休学をして、新たに農業に関することを学んだり、日本を飛び出して研究調査をしたり、国際協働をリアルな現場で体験しています。
昨年は、農業体験、そして、将来活動したいフィールドである農村地域で実際に暮らしてみたいという思いにかられ、卒業研究のテーマであるネパールの女性の自立について現地調査をする計画で、昨年9月から11月まで外部資金を利用してネパールに行きました!
昨年は、農業体験、そして、将来活動したいフィールドである農村地域で実際に暮らしてみたいという思いにかられ、卒業研究のテーマであるネパールの女性の自立について現地調査をする計画で、昨年9月から11月まで外部資金を利用してネパールに行きました!



その取り組みに参加(応募)したきっかけ・動機を教えてください。
卒業研究でネパールを調査していたことや、大学3年次と休学時のインターン活動でネパール産の洋服やコーヒーと関わっていたことがきっかけとなり、ネパールの文化や民族、そして社会課題について自分の目で見て、耳で聞いて理解したいと思い渡航を決意しました。また、日本の会社がネパールとつながっていて、一緒にビジネスをしているなんて面白いな、生産者の方に会ってどんな思いで作っているのか聞いてみたい!という好奇心が原動力となりました。

参加して、ご自身にとってプラス(成長)につながったこと、気付きは?
参加して気が付いたことは、本当に沢山あるのですが…中でも2つを挙げると、
1つ目は、研究者の自覚が生まれたことです。テーマを持って研究対象の地域を観察し現地の人から直接話を聞いて情報を集め整理し論文としてまとめていく過程で、「研究」しているという自覚が芽生えました!
2つ目は、私は沢山の人に支えられて生きている、やりたいことに挑戦できていることに気が付いたことです。日本から応援してくれる家族や友人や先生、慣れないネパールでの生活を支えてくれた人たちなど、大きな挑戦であるほど感謝の気持ちも大きくなりました。そして、帰国後に交通機関や施設設備が整い本当にスムーズな生活ができる日本の環境に感動し、安全や利便性を支える人たちのおかげなんだと改めて感じました。同時に私はネパールのゆったりとした時間の流れや少し不便であるけれど自然を中心に置いている生活も大好きです。
1つ目は、研究者の自覚が生まれたことです。テーマを持って研究対象の地域を観察し現地の人から直接話を聞いて情報を集め整理し論文としてまとめていく過程で、「研究」しているという自覚が芽生えました!
2つ目は、私は沢山の人に支えられて生きている、やりたいことに挑戦できていることに気が付いたことです。日本から応援してくれる家族や友人や先生、慣れないネパールでの生活を支えてくれた人たちなど、大きな挑戦であるほど感謝の気持ちも大きくなりました。そして、帰国後に交通機関や施設設備が整い本当にスムーズな生活ができる日本の環境に感動し、安全や利便性を支える人たちのおかげなんだと改めて感じました。同時に私はネパールのゆったりとした時間の流れや少し不便であるけれど自然を中心に置いている生活も大好きです。

国際問題を考えるうえで、普段から心がけていることはなんですか?
国際問題を考える上で心がけていることは、リアルな現場も見る事です。なぜなら、自分が関心のある課題に取り組む団体や当事者の目線を知ることで、問題や解決策を掘り下げて考えることができ、自分自身の次の行動につながるからです!
例えば、貧困問題に関心を持ったときに、フィリピンのスラム街や農村を訪れるボランティアやスタディーツアーに参加し、現地の人々が何に困っているのかを知り、収入のサポートとしてフェアトレード商品制作があることを知りました。
次に関心を抱いたのが、フェアトレードです。フェアトレードの製品を扱う会社でインターンをして現場の仕事を体験しました。届いた製品の検品作業から次は製品に関心を持ち、生産者がいるネパールに行き、生産者の方々に仕事のやりがいなどをインタビューしました。この活動を通して、「フェアトレード製品を消費者にどうやって浸透させるか」という課題に取り組みたいという意思が生まれました。
また、1年次に参加したマレーシアの海外フィールドリサーチを通して多文化共生に関心を持ち、現在は国際交流シェアハウスに住みながら運営会社のインターンに参加しています。そこでは、お互いを知ることで偏見や差別のない「違いを楽しむ」コミュニティ作りを学んでいます。
今後は農業を活かして環境問題や貧困問題解決に向けた取り組みを行っていきたいと考えているので、農家の方々にお話を聞きに行ったり、畑作業を手伝わせてもらったりしています。
国際問題に関するトピックをリアルな現場で体験することが「学びを社会に活かすこと」に役立つと信じています!
例えば、貧困問題に関心を持ったときに、フィリピンのスラム街や農村を訪れるボランティアやスタディーツアーに参加し、現地の人々が何に困っているのかを知り、収入のサポートとしてフェアトレード商品制作があることを知りました。
次に関心を抱いたのが、フェアトレードです。フェアトレードの製品を扱う会社でインターンをして現場の仕事を体験しました。届いた製品の検品作業から次は製品に関心を持ち、生産者がいるネパールに行き、生産者の方々に仕事のやりがいなどをインタビューしました。この活動を通して、「フェアトレード製品を消費者にどうやって浸透させるか」という課題に取り組みたいという意思が生まれました。
また、1年次に参加したマレーシアの海外フィールドリサーチを通して多文化共生に関心を持ち、現在は国際交流シェアハウスに住みながら運営会社のインターンに参加しています。そこでは、お互いを知ることで偏見や差別のない「違いを楽しむ」コミュニティ作りを学んでいます。
今後は農業を活かして環境問題や貧困問題解決に向けた取り組みを行っていきたいと考えているので、農家の方々にお話を聞きに行ったり、畑作業を手伝わせてもらったりしています。
国際問題に関するトピックをリアルな現場で体験することが「学びを社会に活かすこと」に役立つと信じています!



今の活動を通して、今後の抱負、また将来につながること・つなげたいことは?
今後の抱負は、自分発信で何かすることです。今までは参加してインプットすることが中心でしたが、これからは自分がこれまで経験してきたことを活かして、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が出会い、お互いの経験や知識を共有して意見を交わすことが出来るような場所をクリエイトしたいと考えています!長期間の留学や海外でのフィールドワークにも挑戦したいので、組み合わせられたらいいなと思います。
国際関係を学ぶ学生(興味を持っている高校生)の皆さんへ一言
国際関係学部での学びや、共通の興味を抱く仲間との出会いは、世界で起きているさまざまな出来事への関心を持つきっかけになりました。先生や友人と興味を持った問題について気軽に、時には真剣に議論することはとても面白いです!そして、得た情報や知識を活用して学内外で実践活動をしてみると、学びや気付きをより実感できます。
ぜひ、さまざまなことにチャレンジして大学生活を謳歌してくださいね!
ぜひ、さまざまなことにチャレンジして大学生活を謳歌してくださいね!

