【現代社会学部】「第19回京都から発信する政策研究交流大会」で藤野ゼミが優秀賞を受賞しました!

2023.12.19

2023年12月17日、公益財団法人大学コンソーシアム京都主催の「第19回京都から発信する政策研究交流大会」が龍谷大学にて開催されました。
政策研究交流大会は、環境・経済・文化・地域・福祉など多岐にわたる分野から、都市の抱える課題解決のための政策について、研究発表が行われるものです。10月に論文の提出が求められ、一次通過したチームがこの日に発表することができます。

現代社会学部の藤野ゼミからは、3、4年次生全員の3チームが本大会において日ごろの研究成果を発表しました。そのうち「アクセシビリティを高める公共トイレの構築—インタビュー調査によるトイレの利用者等の声をもとに」を報告したチームが優秀賞を受賞しました。
本研究は、公共トイレの二元的なあり方を問い直し、誰一人取り残さない共生社会にふさわしいトイレのあり方を検討することを目的にしたものです。検討に当たり、フィールドワークや一対一のデプスインタビュー及びグループインタビューを半年間にわたり実施しました。その際には外部の方々はじめ、本学の学生、現代社会学部の教職員など多方面の方にご協力いただきました。その豊富なデータをもとにトイレの構造と利用者の意識をスパイラルに変革していく「京都市から始めるトイレプロジェクト」を提案したところ高く評価されました。

今後も藤野ゼミでは社会を深く知るさまざまな社会調査を実施し、データに根差した政策提言をしていきたいと考えています。
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