【文化学部】本学初!キャンパス内に雪吊りが誕生!!

2023.11.21

京都文化学科のマレス エマニュエル准教授が担当する「京都文化演習Ⅱ」では、卒業論文作成の一環で、小林造園の協力のもと、本学キャンパス内で雪吊りを実施しました。
雪吊りの方法は、木の幹近くに支柱を立て、支柱の先端から縄を放射線状に張り、枝に結ぶものであり、特に松に対して行なわれる場合が多いとのこと。
今回、本学の菖蒲池にある五葉松2本に対して、竹の長さを調整したり、竹を立てたり、縄を結んだりするなど工夫を凝らして、本学初の雪吊りが誕生しました。雪が降った折には、その美しさを見て、感じてください!

出来上がった本学初の雪吊り
※雪吊りとは
雪の重みにより、木の枝が折れないようにするもの。明治以降に日本で始まったりんご栽培において、実ったりんごで枝が折れないように補強したものが起源とされており、「りんご吊り」と呼ぶ場合もあります。
雪吊りの目的は雪から枝を守るためですが、その技法による美しさは冬の風物詩となっています。特に金沢の兼六園では雪吊りの規模が大きく、冬の金沢の見どころとなっています。
雪吊りに必要な道具は竹・ノコギリ・縄・ハサミ・脚立
松の木を支える竹の調整
竹の先端にいくつもの縄を縛ります
竹を真っすぐに立てるのに苦戦します
松の木と竹を縛る位置を確認
松の枝の中に入って作業します
固定した後、縄を広げます
全体のバランスを調整しながら、縄を仮止めします
マレス先生から縄の縛り方も教えてもらいます
全体との景観と照らし合わせて調整し、完成です
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