【文化学部】上賀茂神社で子どもたちに伝統文化を継承するワークショップを開催

2023.11.08

文化学部専門教育科目「京都文化特殊演習」の受講生6人が9月30日(土)、一般社団法人心游舎とともに子どもたちに日本文化を伝承するワークショップを上賀茂神社で開催しました。
彬子女王殿下によるご挨拶
7回目の開催となった今回は、講師に能楽師・宇髙 竜成(うだか たつしげ)氏を招き、「一能一会」をテーマに実施しました。ワークショップ開催前に先立ち、参加者全員で本殿に参拝しました。宇髙氏からは、能が奉納されました。
正式参拝に向かう様子
お能の解説をする宇髙氏
鼓について解説をする宇髙氏
学生によるお能に関するクイズコーナー①
学生によるお能に関するクイズコーナー②
学生が担当するグループでは、能の装束について学びました。また、宇髙氏にご持参いただいた装束に直接触れる機会もあり、さらに紙でできた面を着用して、能面を着けた際の視野を疑似体験しました。
宇髙氏に担当いただいたグループでは、立ち方、扇子の使い方などの基礎を練習した後、参加者全員で一緒に発表しました。
紙の面で能面を着けた時の視野を体験
振り付けを解説する宇髙氏
鼓の演奏に挑戦する参加者
宇髙氏にご持参いただいた鼓に触れ、鼓の音の強弱の付け方など説明いただきました。
ワークショップ終了後も、参加した子どもたちが興味深そうに装束をみたり、宇髙氏に質問するなどの姿が見受けられました。
「京都文化特殊演習」履修生
※心游舎は、「日本の伝統文化が生き続けることができる土壌を形成したい」、そしてその核となる子どもたちに「本物の日本文化にふれる機会を提供したい」という、彬子女王殿下の思いに共鳴した有志一同で設立された団体。今回の企画は、彬子女王殿下が京都文化特殊演習の担当教員であることから、授業の一環として実施されました。
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