【文化学部】「観光文化学インターンシップ」最終報告会を開催しました‼

2023.09.12

9月7日に3年次生対象の文化学部専門教育科目「観光文化学インターンシップ*」の最終報告会が開催されました。夏期休業中に提携企業・団体の就業体験に参加した受講生14人が、就業体験を通じて学んだことや得たもの、今後のビジョン・課題などについてプレゼンテーションを行いました。今年度の就業体験先は文化施設、旅行業、ホテル・宿泊業、メディア関係、交通関係などの計12社(団体)でした。以下、各業界の就業体験に関する主な報告内容をご紹介します。
文化施設:「小中高生向けの文化イベントの運営を担当した。さまざまな人と関わる中で、相手の意図を正確に理解する能力や自分の意見を相手に分かりやすく伝える能力が重要だと改めて感じた」
旅行業:「旅行を楽しむ側ではなく、提供する側の立場から見ることができて、旅行に対する考え方が大きく変わった。人と人との繋がりや信頼関係の大切さをより感じることができた」
ホテル・宿泊業:「職場の雰囲気が良く、社員の方が誇りをもって仕事をしている姿や仕事を楽しんでいる姿が印象的だった。働くことについて深く考えるための良いきっかけとなったので、自己分析や業界研究に役立てたい」
メディア関係:「一冊の本を作るためには、さまざまな人と関わり、細かい修正を重ねる必要があるため、信頼関係を築くことが重要だと感じた。急ぎの仕事への対応など優先順位をつけて仕事に取り組む必要があるため、スケジュール管理の大切さを学んだ」
交通関係:「就業体験前に自分が想像していた業務内容と実際の業務内容に大きな差があり、業界研究の大切さを知った。今回の就業体験に参加したことで視野が広がったため、気になるインターンシップには積極的に参加するべきだと感じた」
報告会の様子
最終報告会では、話し方や資料の作り込み、質疑応答への対応、積極的傾聴など随所において各自の成長が見られました。夏期休業前に開催された事前授業**の際には、緊張や不安が垣間見えていた受講生たちの表情も、就業体験と最終報告会を経て達成感や安堵感に満ち溢れたものへと変化していました。また、他者の発表と比較することによって、自分の発表の良かった点と足りなかった点を自ら第三者的に評価する試みも行われていました。
今回の報告会をもって、2年次生対象の文化学部専門教育科目「観光文化学PBL1(春学期開講)」「観光文化学PBL2(秋学期開講)」から続いた1年半のプログラムも終了となります。これまでの経験を生かして、自己分析や業界・企業研究により注力し、自分の望む未来に向かって大きな一歩を踏み出すことが期待されます。

*「観光文化学インターンシップ」とは、観光文化学分野の企業・団体等における就業体験を通じて、社会人基礎力を習得し、働くことへの理解を深めることを目的とした科目です。

**参照記事2023年7月13日【文化学部】「観光文化学インターンシップ」に向けた事前授業を実施しました!

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