経済学部では、学生が就職活動に向けた実践力を身に付ける機会として、「社会人基礎力養成ゼミ」を開催しています。これは、演習科目履修・未履修を問わず、有志学生を対象として、経済学部教員と進路・就職支援センタースタッフが運営する正課外のゼミ活動です。グループ別活動と就活実践講座をサンドイッチ形式で開催することで、就職活動の実践的なスキルなどを身に付けることを目的としています。

「社会人基礎力とは」（学校法人グロービス経営大学院　GLOBIS CAREER NOTEより）

2023年度「社会人基礎力養成ゼミ」では、11月7日（火）に京都市内にある大平印刷株式会社を訪問しました。当⽇は、代表取締役社⻑ ⽔野 整氏をはじめ、多数の社員の皆さまに、印刷物がどんな目的でどのように制作されるのか、デジタル技術でコミュニケーションがどう変わっていくかをご講義いただきました。実際の工程を見学する機会に恵まれただけでなく、京都産業大学経済学部卒業生の社員の方から事業概要のお話や質疑応答など、大変充実した企業訪問となりました。

• 水野社長ご本人からプレゼンをしていただいて大変驚きました。特に印象的だった部分は、普段では見ることのできない企業の中の施設や設備を拝見したことです。これにより、印刷業界に興味を抱くきっかけになりました。
• 一度、経済学部専門教育科目「経済人特別講義」という授業で、水野社長のお話を聴かせていただいていたのですが、改めてお話をお聴かせいただいたことで、より詳しく大平印刷株式会社について知ることができました。デジタル化が進む中で、新しい事業展開をなされていて、感動しました。特に、YouTubeを使って大学をPRしている点がおもしろいと感じました。印刷業界について詳しく学べてとてもいい経験になりました。
• 印刷会社は紙への印刷物のみを事業として扱うというイメージでしたが、ホームページ作成やYouTubeの動画作成などさまざまなお仕事をしていることを知ることができ、とても勉強になりました。また、質疑応答にて様々な質問の回答をお聞かせいただき、大平印刷株式会社について詳しく知る機会となりました。
• 印刷会社としての今後の展望や新たな取り組みについてのお話が非常に興味深く、充実した時間を過ごすことができました。また、実際の作業工程を見学させていただいたことで、大平印刷株式会社の業務内容や雰囲気を感じることもできました。貴重な体験をさせていただき本当に感謝しています。
• 大平印刷株式会社の業務内容や雰囲気に触れることができ、とても有意義な時間になりました。印刷工程についての講義で色の濃淡に関する表現についてのお話では、色の濃淡はアミ点と呼ばれる点で大小を表現していることを初めて知り、とても驚きました。また、工程見学では日常生活では見ることができない印刷機械や紙をスライスする工程を実際に現場で見させていただき、大平印刷株式会社の迫力ある印刷技術を見ることができ貴重な経験となりました。

改めまして、大平印刷株式会社代表取締役社長 水野 整氏をはじめ、多数の社員の皆さまに、お忙しい中、私たちのためにお時間を割いていただきありがとうございました。