経済学部で開講されている「地域活性化フィールドワークII」は、岡山県赤磐市をフィールドに、同市の経済について学生自身が課題を発見・設定し、地域の方々の話を聞いたり実地に調査をしながら、経済学的思考に基づいて政策提言をする科目です。4月の開講以降、赤磐市役所の方々に来学いただき市の概要について説明をうけたほか、市の「総合計画」を読み込んだりといった事前学習を進めてきました。去る5月14日はいよいよ「百聞は一見に如かず」ということで、実際に受講者一同で赤磐市を訪問してきました。

当日は同市職員の方々による案内のもと、桃やぶどうといった赤磐市の誇るブランド果実の圃場、市の人口の半分以上が居住する大規模団地である桜が丘団地や山陽団地、竜天天文台、さらには市が整備に力を入れているサイクリングコースなどを見学しました。赤磐市の多様な側面を実際に目にし、また地域住民の方からも声を掛けて頂くなどの経験を通じて、受講者たちの赤磐市のイメージがより具体的になったようです。

今回の現地見学を踏まえ、今後の授業では赤磐市が直面している課題について議論を深めていく予定です。

• 「地域活性化フィールドワークII」活動報告（1）～赤磐市職員の方が来学されました～