【経営学部】松高ゼミと京都の企業がコラボレーション「企業の魅力言語化セミナー」開催

2023.12.19

「京都市わかもの就職支援センター」と松高ゼミ2・3年次の共催で「企業の魅力言語化セミナー」を開催しました。新卒採用活動において自社の魅力を伝えきれておらず、苦慮している企業が多いことを受け、開催の1カ月前には経営学部 松高 政准教授が参加企業を対象に研修会を実施し、魅力化のポイント、学生への伝え方等をレクチャーしました。

今回、京都の企業9社が参加し、前半のプログラムでは企業各社が3分で企業説明を行い、それに対して学生が内容を評価しました。後半には学生が9グループに分かれ、「①働くとは」「②仕事とは」「③今後のキャリアビジョンについて」の3つのテーマで、社会人の方から経験談をうかがいました。

(学生ライター 経営学部3年次 堀田 将志)


企業側のプレゼンテーションに対し、評価するという立場で参加した学生は、良い点や悪い点を率直に発言していました。松高ゼミでは普段からプレゼンテーションに取り組んでおり、その成果が存分に発揮されていました。プレゼンテーションは3分という、比較的短い時間の中でも学生が興味を持つ、理解しやすい工夫がされていました。例えば、会社の社訓を持参しプレゼンテーションをしたり、内容をスライド1枚で説明するなど、個性的な発表がありました。

後半の交流会では社会人のリアルな価値観を聞き、学生は自分の将来についてしっかり考えて発言していました。仕事の目的についても「自分のため」や「誰かのため」と意見が分かれ、学生の熱意が伝わる討論が行われました。また、社会人当初は「やりきることが大切」だと思っていた価値観が、「創り出す姿勢が大切」に変化したエピソードが興味深かったです。双方が考えさせられる有意義な時間になりました。
「勉強するのは学生のうちだけ」と思うかもしれませんが、社会人になってからも学ぶことは多く、今回の交流会ではそのことを強く感じました。自分の強みを生かして仕事に取り組めるように、学生の間にさまざまな人と出会い、多くの価値観に触れ、学ぶ姿勢を忘れずに学生生活を充実させたいと感じました。
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