【経営学部】堀井 文哉さんが「米国公認会計士(USCPA)」試験に現役合格の快挙!

2023.07.13

堀井 文哉さん(経営・4年次)が「米国公認会計士(USCPA)」試験に現役合格し、篠原 健一経営学部長、指導教員の中田 謙司教授と伊藤 正隆准教授とともに、黒坂 光学長に報告を行いました。公認会計士は、医師や弁護士と並び「三大国家資格」といわれ取得が難しい資格の一つですが、中でも実務経験のない現役学生がUSCPAに挑戦すること自体が珍しく、現役で合格したことは快挙となります。

USCPAの資格取得には、①Financial Accounting & Reporting(財務会計)②Business Environment & Concepts(ビジネス環境・経営概念)。③Regulation(諸法規)④Auditing & Attestation(監査論)の4科目すべてに合格する必要があり、最初の1科目に合格してから18か月以内に残りの3科目に合格しなければなりません。
堀井さんは、2022年6月に日本人にとって最も難しいといわれているAuditing & Attestation(監査論)の試験に合格し、その後、2022年11月にRegulation(諸法規)、2023年2月にFinancial Accounting & Reporting(財務会計)、そして2023年6月にBusiness Environment & Concepts(ビジネス環境・経営概念)に合格し、見事ストレートで資格を取得しました。

黒坂学長に合格を報告する堀井さん

堀井さんがUSCPAの資格取得を目指すきっかけとなったのは、京都産業大学附属高校在校時に参加した高大連携授業で、現在所属している経営学部の 「実践経営会計教育研究会(アカウンティング部会)」の指導教員である中田 謙司 教授の講演を聞いたことでした。同じ附属高校出身の先輩が京都産業大学に進学し、3年次で公認会計士試験に現役合格したことを聞き「自分にもできる!」と希望が湧いたそうです。

本学に入学後、セブ島(フィリピン)を訪問した際に東南アジア経済に関心を持ち、留学するために英語の勉強を開始しました。しかし、新型コロナウイルスの影響により留学ができなくなり、2021年から米国公認会計士を目指して勉強を始めました。
この2年間を振り返り「人生で一番勉強した」という堀井さん。卒業後は、日本企業の東南アジアへの進出支援に携わる仕事に就いて実務経験を積み、将来的には先進国と発展途上国の経済格差を是正するような仕事をしたいという夢を持っています。

黒坂学長は「堀井さんが附属高校の先輩から影響を受けてUSCPAの資格を取得したように、堀井さんには、ぜひ後輩たちに自身の経験を伝え勇気を与えてほしい」とメッセージを送りました。

黒坂学長からメッセージを受け取る堀井さん
堀井さんの合格をたたえて記念撮影
左より、篠原学部長、黒坂学長、堀井さん、中田教授、伊藤准教授
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