【経営学部】上元ゼミ生が「サービス学会 第11回国内大会」において研究発表を行いました

2023.03.13

学会開催会場

3月8日から10日にかけて京都大学にて開催された「サービス学会 第11回国内大会」において、上元 亘ゼミに所属する石橋 沙彩さん、伊藤 花実さん(いずれも経営・4年次)が上元 亘准教授と共同でポスター発表を行いました。テーマは「飲食店におけるセルフオーダー導入による利用者の態度変化に関する研究」で、発表内容は石橋さんと伊藤さんが自身のアルバイト経験における問題意識をもとに卒業論文研究として取り組まれた内容がもとになっています。主な研究の貢献は以下の通りです。

  • 飲食店がセルフオーダーシステムを導入することによる、メニュー画面の情報量の多さが購買意図や知覚品質の向上に影響する
  • 新奇性の高いメニューでは、新奇性の低いメニューに比べセルフオーダーシステムの導入によるメニュー画面における情報量の増加が美味しさの向上により強い影響を与えるが、特別感は新奇性の低いメニューのほうが新奇性の高いメニューに比べセルフオーダーシステムの導入によるメニュー画面における情報量の増加による影響が強いことが実証された。
上元ゼミでは対外的な活動を重視しながらもコロナ禍でオンラインでの発表を続けてきましたが、ゼミ活動の最後に対面で研究発表を行う機会に恵まれ、良いかたちで3年間のゼミ活動を締めくくることができました。
ポスター発表を行った石橋 沙彩さん(右)、伊藤 花実さん(左)
参加者に研究内容を説明する石橋さんと伊藤さん

サービス学会とは

サービス学会は、2012年に設立された歴史の浅い学会で、社会科学、人間科学、理工学の協調および産業界と学術界との強い連携によって良いサービスを社会において実現させ、狭義のサービス業のみならず、製造業等におけるサービス化も含めた包括的なサービスに対する学術的理解を確立し、顧客と共に高い顧客満足度を共創することを目的に活動が行われています。同学会は学生の研究活動・交流の支援を目的に、2026年度末までの間、学生会員の入会金・年会費を優遇しています。
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