生命科学の知識を活かした社会課題の解決に向けて「天平衣装ドラマ」の撮影を実施しました

京都産業大学 生命科学部 産業生命科学科では、生命科学と社会科学を融合させた「産学協働教育」に力をいれており、理系学部では珍しい企業や行政等の実社会と連携したPBL(課題解決型学習)やインターンシップに取り組んでいます。
今回、本学科の学生12人は、平城宮跡歴史公園からの課題「コロナ禍における公園の活性化・利用促進について考える」の解決に取り組み、この3月に、平城宮跡歴史公園において「天平衣装ドラマ」の撮影を企画・実施致しました。
このドラマの企画、脚本、撮影は全て生命科学部 産業生命科学科の学生が自ら行っています。ドラマでは奈良時代に流行した天然痘と現代の新型コロナウイルスという2つの感染症を取り上げることで、歴史と生命科学の意外な関係性に興味を持ってもらうといった、生命科学部の学生らしい視点が取り入れられています。
撮影自体は終了しましたが、映像の編集など、学生による作業は今後も続く予定です。ドラマは、2022年7月頃、1話5分の全4話を平城宮跡歴史公園の公式YouTubeチャンネルなどを通じて配信する予定です。

平城宮跡歴史公園でのドラマ撮影風景

生命科学PBL(課題解決型学習)とは?

生命科学PBL(Project Based Lerning:課題解決型学習)は、企業や地域団体、地方公共団体などが抱えている課題の解決策を学生自らの力で立案し、実行する授業科目です。
2年次に開講される生命科学PBL1では、さまざまな演習を通じて、チームで協働する力や、企画を立案する力を学びます。
3年次に開講されるPBL2では、企業などから提案される課題の解決策を立案して実行します。
チームで協働しながら社会のリアルな課題にあたることで、調整力や実践力を養います。
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