現代社会学部公共政策研究会が京都府・京都市への政策調査を実施

2022.03.28

現代社会学部の3年次生が中心に行っているコラボ活動「公共政策研究会」では、次世代型リーダー育成支援事業の支援を受け3月15日(火)に京都府庁・京都市右京区役所において「少子化・子ども支援」、「過疎対策(まちづくり・移住)」、「大学・企業との連携」の政策調査を行いました。
公共政策研究会は、公務員への就職を志望している9名の学生で構成され、それぞれが興味を持っている政策テーマを出し合い、今回は3つのテーマについて調査を実施しました。
最初は、京都府庁へ訪問し、京都府の主要政策テーマである「子育て環境日本一」について、京都府こども・青少年総合対策室の小橋主事から京都府が2021年度から実施している「WE ラブ赤ちゃんプロジェクト ~泣いてもかましまへん!~」を中心に、子育て支援に関する全体の概要について説明をしていただきました。
その後、私たち大学生と親和性の高い「大学と地域の連携」について、京都府大学政策課 大饗参事から京都府の大学政策のこれまでの経緯、地域と大学ゼミを結びつける「人・まち・キャンパス連携支援事業」の概要と、京都府政策と学生個人をつなぐ京都府「大学・学生の力」公式LINE(現代社会学部 鈴木ゼミ提案企画)について説明をいただきました。
京都市右京区役所で北川区長からの説明
京都市右京区役所では、鈴木ゼミの活動テーマである地域振興について、北川区長から概要説明後、人見副区長から水尾・越畑等の個々に応じた地域振興施策について、大東副区長から京北町の人口動態、住民の意向、各集落の状況と大きなエリアでの政策について説明をしていただきました。
各説明の後は全員が地域振興や公務員の業務に関して質問を行い、それぞれの質問に丁寧に答えていただきました。最後に全体の振り返りを京町家「遊子庵」で行い、公共政策について、それぞれが想いを深める場になりました。本取り組みについては、2022年度も実施することを予定しています。
京都府庁での大饗参事から説明
京町家での振り返り「ワークショップ」
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