現代社会学部 滋野ゼミ 天文同好会と綾部市天文館パオで子ども向けイベントを企画・実施

2022.01.31

イベント案内の看板

滋野ゼミでは、2018年度から京都府綾部市をフィールドにゼミ活動を行っています。ゼミで取り組んでいる主な内容は、地域の方たちと協働で、地域課題の解決や地域資源に磨きをかけるためのプロジェクトです。

1月16日、綾部市天文館パオにおいて、地域の子どもたちを対象にしたイベント「自分だけの星空スコープを作ろう」を実施しました。「星空スコープ(写真参照)」は多摩美術大学の森脇裕之先生が監修した、プラスチック容器とトレーシングペーパー、アルミホイル等で作る「ミニプラネタリウム」。そこに各々が創作した星座を描いてもらい、それに光を当てて覗くと描いた星座が浮かび上がるというものです。それを参加者の子どもたちに作ってもらいながら、星や天文館パオに親しむ機会を作ろうというものです。

子どもたちに作り方をレクチャーする学生たち
この企画は、天文同好会に所属する滋野ゼミ生が考案し、天文同好会にも協力を呼びかける形で実現しました。当日は滋野ゼミ生(3人)と天文同好会(2人)のメンバーの計5名が天文館パオに出向き、子どもたちにレクチャーをしながら、子どもたちに思い思いの星座が描かれた星空スコープを作ってもらいました。
イベント当日直前に降った大雪による影響で、どのくらい人が来るだろうか、という不安もありましたが、多くの来場者の方々に星空スコープづくりを体験していただきました。
また、綾部の空に見える星空や星座を知ってもらいたいという思いから、参加者の方には、冬の星座が描かれた学生手作りのしおりをプレゼントしました。
星空スコープ(作成前のもの)
星空スコープ(完成したもの)
綾部市天文館パオは、口径95㎝の天体望遠鏡を備える北近畿随一の天文台を持っています。同じく、口径1.3mの荒木望遠鏡を備える神山天文台を持つ本学とは「天文台つながり」。今後連携が進めばと願っています。
イベントの企画・運営については、天文館パオのスタッフの皆様方に数多くのアドバイス、ご協力をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
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