【文化学部】「抜穂祭」に下出ゼミ生が参加しました!!

2022.09.30

文化学部下出ゼミでは、本年5月に京丹後市の大宮売神社で行われた「御田植祭」に29名が参加。この9月11日の「抜穂祭」には、同ゼミの有志5名が参加しました。
当日は、快晴に恵まれました。
5月に植えた稲が秋晴れの田圃に美しい稲穂をたたえていました。
今回は少人数でしたが、北野天満宮から権禰宜、北野祭保存会、北野太鼓会の皆さんに加えて北野ボーイスカウトの子供たちと親御さんが参加されました。大宮売神社の宮司様や氏子の方々が迎えてくださり、「抜穂祭」の神事がとりおこなわれました。
そのあと田圃で全員が稲刈りを体験しました。
ゼミ生が「お米のでき方の延長で、それを神事としてとりおこなわれているのに驚いた。お米を植えた経験と刈り取りの経験を学びの糧としたい。」と発言してくれました。
稲作文化をもつ私たちの国ですが、私たちの食卓に上ってくる食材がどのように作られ、どのような歴史をもち、どのような文化を形成しているのかが、私たちの生活からは見えなくなっていることに改めて気付かされました。
収穫したお米は、10月1日から始まる瑞饋祭りのお弁当や、お正月に供される梅が枝に結わえる小瓢箪の中に入れて授けられ、お正月のご飯にご新米として入れて炊かれます。
参加者による記念撮影
抜穂祭の様子
神事への参加という貴重な体験をさせていただきました。
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