【経営学部】佐々木 利廣 名誉教授が「日本ベンチャー学会第10回清成忠男賞」を受賞しました

2022.11.28

佐々木 利廣 名誉教授が、日本ベンチャー学会の2022年第10回清成忠男賞(書籍部門)を受賞しました。受賞書籍は佐々木 利廣/横山 恵子/後藤 祐一編著『日本のコレクティブ・インパクト—協働から次のステップへ』(2022年2月、中央経済社)であり、民都大阪フィランソロピー会議人材分科会の成果を纏めた書籍です。

人材分科会では、企業・NPO・行政・研究者の総勢15名が4年間コレクティブ・インパクト研究会を重ねながらセクターの枠を超えて活動を進めてきました。米国発のコレクティブ・インパクトのコンセプトにもとづき、企業・NPO・行政・市民などの主体が協働しながら混沌とした社会課題の解決に挑戦する実践例を解釈し日本での普及や定着の足がかりを提示することが本書の趣旨です。とりわけ実践例の多くは、自ら当事者として奔走しセクターの違いを超えて協働しながら社会的インパクトを産み出すべく活動した過程をコレクティブ・インパクトの枠組みにそって整理しています。

今回の受賞が、日本におけるコレクティブ・インパクトのさらなる普及定着に繋がることを願っています。

受賞した書籍を持つ佐々木 利廣 名誉教授
日本ベンチャー学会での表彰式の様子
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