国際関係学部 植原ゼミが堀場製作所を訪問し、提案プレゼンを実施しました

2021.07.12

7月7日(水)、外国語学部国際関係学科「国際関係研究演習」・国際関係学部国際関係学科「研究演習」(植原行洋ゼミ)の3年次生・4年次生は株式会社堀場製作所びわこ工場を訪問し、海外売上高比率7割、海外従業員比率6割を誇る同社のグローバルビジネスについて詳しく学びました。

堀場製作所は「おもしろおかしく(Joy and Fun)」という社是のもと、常に新たなことに挑戦し続け、世界に約50のグループ会社を持ち、グローバルに分析・計測システムを提供しています。

初めに、堀場製作所の概要説明をしていただき、その後、工場を見学させていただきました。工場見学では社員の方々がグループごとに私たちに親切・丁寧に施設や機器の製造工程などを説明していただきました。中でも、異文化への理解からつくられた施設(イスラム教用礼拝室)や、従業員同士が自然に出会い・会話が生まれるオフィスレイアウトなど「コミュニケーション」も大切にされており、とても印象的でした。

工場視察の様子
次にゼミで行った事前学習において選出されたゼミ生による堀場製作所への提言プレゼンテーションを、堀場厚代表取締役会長兼グループCEOをお迎えし、社員の皆様の前で発表させていただきました。SDGsと循環型社会をもとに「あったらいいな」を実現できるビジネスを堀場製作所用に考え、ゼミで独自に実施した大学生アンケート結果なども紹介しながらプレゼンテーションしました。
ゼミ生によるプレゼンテーションの様子1
ゼミ生によるプレゼンテーションの様子2
その後、堀場会長から、同社の強み、京都産業界の優位性、メディア情報に対する選球眼の重要性について講じていただきました。講話では「良い意味で批判の精神を持つ」という発言が特に印象的であり、視覚、聴覚から得た情報には全て誰かの先入観や偏見が少なくとも存在し、自らで情報を確認して本質を見抜き判断することが重要であることを学びました。 
堀場厚代表取締役会長兼グループCEOによる講話
懇談会の様子

最後に、ゼミ生と社員の皆様との懇談会がありました。名刺交換を行いながら、ゼミ生の質問にお答えいただき、親睦を深めるとともに楽しく学べる場となりました。

今回の訪問を通して、グローバルな活動を間近で目にすることで、より深くグローバルビジネスに対する知識を得ることができました。貴重な経験を今後に生かし、グローバルへの関心をさらに広げ、ゼミ生共々精進していきます。

集合写真撮影時のみ一瞬マスクを外しました
お忙しい中、訪問を受け入れていただいた堀場製作所様、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
(植原ゼミ広報担当 大蔵龍二)
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