鈴木ゼミ生がデザインした三条大橋のポスターがバス等で掲出

2021.12.07

現代社会学部 鈴木ゼミ 三条大橋チームは、三条大橋補修・修景事業の認知度向上を目指すポスターを制作しました。2021年11月19日より、京都市営地下鉄の駅構内、京都市内を走るバス車内に掲出されています。
京都市営地下鉄の駅に掲載されたポスター
京都市橋りょう健全推進課より、「三条大橋の補修・修景事業における企業版及び個人版のふるさと納税を利用した寄付制度の効果的な広報方法の調査、検討」という課題の提供を受け、ポスターを制作しました。注目を集めるという点に重きを置き、「とんでもはっぷん」という聞き馴染みのない言葉を横いっぱいに大きく配置しています。
京都市橋りょう健全推進課の職員との協議
京都市橋りょう健全推進課の職員からポスターを受け取るゼミ生
「とんでもはっぷん」は、「とんでもない」と「happen」を組み合わせた造語で、強い否定を意味します。「三条大橋の高欄はいつまでも傷んだまま?」という問いかけを「とんでもはっぷん」と否定し、三条大橋の補修・修景事業の存在とその寄付をふるさと納税で募集していることを示しています。「とんでもはっぷん」は、現在の三条大橋が完成した1950年頃の流行語です。
デザイナーと打ち合わせを行うゼミ生
三条大橋は日本有数の歴史的価値が高い橋で、高欄は鴨川にかかる橋唯一の木製であり、擬宝珠も創建した1590年のものが使われています。この木製高欄は、最後に更新された1974年からすでに45年以上が経過しており、現在では木の腐食が目立つことから、高欄の取り替えと歩道等の整備を行う補修・修景事業が計画されました。この事業を完了させるには約4億円が必要とされており、京都市が負担する費用の一部をふるさと納税で補うことになっています。引き続き、ふるさと納税での御寄付を募集していますので、皆様のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
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