現代社会学部 木原ゼミ 徳島県牟岐町でフィールドワーク実施

2021.11.29

現代社会学部のプロジェクト演習木原ゼミでは、徳島県牟岐(むぎ)町の関係人口(※)創出に関わる活動に取り組んでいます。
11月6日(土)・7日(日)と11月13日(土)・14日(日)の両日程で、牟岐町でのフィールドワークを実施し、地域の方との交流を深めました。
高枝切りばさみで高所にあるゆずの収穫

牟岐町は、接ぎ木ではなく、18年の時間をかけて種からじっくり育てる「実生(みしょう)ゆず」が特産品です。野生に近い形で育つため、強い香りと甘みが特徴となっています。
今回は、現地の農家を訪問し、ゆずの実を収穫したり、JAかいふ牟岐女性部の方に教わりながら、実を圧搾してゆず酢づくりの体験をしました。作業の合間には、町の方との何気ない会話から町の歴史や暮らしについてもうかがうことができました。
コロナ禍で現地訪問が何度も延期になり、オンラインでしか会えなかった牟岐町の方々との対面がようやく実現して、感動するとともに、これからの活動の道筋をしっかりと確認できた有意義な時間となりました。
今後は、実生ゆずの加工品を通じて牟岐町の魅力を多くの人に伝えるため、ゼミ生が牟岐の方々と協力して京都市内で行われる様々なマーケットへの出店やオンライン販売を展開していく予定です。

昔ながらの木製搾り器を使った搾り体験
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