経済学部 西村ゼミの3年次生 ユース年金学会で報告!

2021.12.22

報告準備に取り組むメンバー

経済学部の西村ゼミの3年次生が、12月4日、慶応大学三田キャンパスで行われた第6回ユース年金学会で、初めての学会報告を行いました。西村ゼミの報告テーマは「確定拠出年金は公的年金を補完できるのか」です。報告はコロナ禍ということで、学会会場で3人が報告、京都産業大学の教室からオンラインで3人が報告する形のハイブリッド形式で行いました。

私たちは、11月に「厚生労働省×学生 年金制度について考える」という授業に参加し、今後2060年ごろに向けて、公的年金の所得代替率が大きく低下することを学びました。そして、所得代替率低下の影響をより大きく受ける若い世代は、私的年金を使って所得代替率の低下をカバーできるのか、という問題意識を持ちました。アンケート調査や、賃金統計や資産価格のデータを使ったシミュレーションを行うなどして報告の準備をしました。当日の報告では、他大学の皆さんや、専門家・実務家の方から質問やコメントをいただき、とても勉強になりました。

愛知県立大学、お茶の水女子大学、慶応大学など他大学の皆さんの報告では、多くの先行研究を調べた緻密な報告内容だけでなく、堂々とした報告の様子や質問の受け答えの仕方など、様々な点で刺激を受けました。

コロナ禍で大学生らしい活動ができない中で、貴重な経験となりました。

緊張しながら報告する様子
他大学の報告に対して質問
学会終了後ほっとした様子で
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