経済学部イケダゼミと龍谷大学国際文化学部カルロスゼミが合同ゼミを開催しました

2021.12.22

12月7日(火)に、経済学部イケダゼミの2・3年次生と龍谷大学国際文化学部カルロスゼミの3年次生、合わせて46名がZoomで合同ゼミを開催しました。

初めに、イケダゼミの3年次生グループがそれぞれ「京都市のベンチャー企業におけるSDGs評価~企業マップの作製~」と「進む時代、進め旅行」というテーマで5分間の研究発表を行いました。どちらのプレゼンテーションも興味深いポイントを押さえ、テーマが明確化されており、見ている人を惹きつけるものでした。
今回の研究発表では、たとえコロナ禍であっても、経済学的観点から設定した課題で、十分な研究成果を得られるということを学びました。

次に、龍谷大学国際文化学部のカルロス・マリア教授による「研究プロセス」についてのミニ講義が授業形式で行われ、数分間の研究テーマの分析可能な範囲を限定するプロセスとアプローチの仕方を教えていただきました。

その後、Zoomのブレイクアウトルーム上で龍谷大学カルロスゼミの3年次生と5つのチームに分かれてグループワークを行いました。「コロナ禍の外国人技能実習生」、「ESG(長期的な成長視野を持つこと)」、「若者の問題」、「地域活性化」、「観光」から1つのテーマを選び、各グループで議論したことを2分程度発表する形式で行われ、「テーマの絞り方」や「テーマをどのように特定するか」等、問題解決の計画立てについても討議しました。

ミニ講義
グループワークテーマ

参加学生の声(抜粋)

  • 私達のグループでは若者のコロナ禍における問題を取り組んだのですが、やはり諸先輩方は思考プロセスができているので、リードしてもらいながらグループワークを進められました。意見を出した際に多角的な視点から精査して、テーマに対する考えを持つ大切さを学びました。このグループワークで培った力は今後のゼミ課題やグループワーク時に大いに役立つと思い、大変意義のある時間であったと感じました。
  • 諸先輩方のプレゼンテーションは、よくまとめられていて説得力がありました。特にESGマップについてのプレゼンテーションは、とても興味を惹かれました。
  • プレゼンテーションにおいてのデータの出典、エビデンスがしっかりとれていて、信用がおけるものでした。簡潔ながらも具体的で、見ていて集中力をそがれない素晴らしいものでした。
  • 両大学とも3年次生の先輩ということで、貴重な意見を頂ける場であったのと同時に、ゼミ活動の総括をイメージできる機会であったため、ありがたく感じました。
  • 短時間のグループワークで自分達の答えを出すというインターンシップのような体験をしました。他大学の学生と「コロナ禍と若者」という内容で意見の交換をし、未曾有の問題に対し、さらに理解を深めることができたと思います。
  • 私達はゼミ活動の中で初めて、クラスメイト以外の学生と関わりました。この事は貴重な経験であるとみんなが一同口を揃えています。中でも一番多かった意見が、両ゼミの3年次生たちと大きな経験値の差を感じたという意見でした。しっかりと準備された資料や討論においての意見は目を見張るもので、私達も見習っていきたいと感じました。今回の合同ゼミでの先輩方の発表を見て改善の糸口が見えたように感じます。

最後になりますが、ミニ講義をしてくださった龍谷大学カルロス先生に御礼申し上げます。また勉強不足であった私たちにも優しく接してくださった両ゼミの諸先輩方、ご指導ありがとうございました。

経済学部(イケダゼミ)2年次 山崎 晃笙・柴田 凌大

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