経営学部 井口 衡 准教授が第37回組織学会高宮賞(論文部門)を受賞!

2021.06.14

井口衡准教授が、論文「同族企業における事業継承の不確実性と長期的投資行動」『組織科学』Vol.53, No.3, 2020により、組織学会・高宮賞(論文部門)を受賞しました。本論文は、事業承継の不確実性が投資を評価する時間軸を変化させることを通じて長期的投資の意思決定に影響を与えるという視点にたち、大規模なサーベイデータを用いて、経営者の後継者が現れるという期待と研究開発や新製品開発に関する意思決定との関係を分析したものです。

組織学会は国内最大規模の経営学(組織論・戦略論)領域の学会であり、同賞は、若手研究者による組織科学研究を奨励するために1985年6月に創設された賞です。
授賞式は、2021年6月5日(土)にオンラインで開催された2021年度組織学会研究発表大会において行われました。
組織学会「高宮賞」

組織学会は、経営学(戦略論、組織論)を中心に学際的に組織の学問を扱う1959年に設立された学術団体です。経営学領域で最大規模の会員数を持ち、学会誌『組織科学』は国内トップジャーナルのひとつとなっています。
組織学会

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