産学連携合同ゼミ最終報告会が開催されました!

2021.02.18

2021年2月16日(火)午後1時から午後5時30分まで関西大学梅田キャンパス8F大ホールにおいて、京都産業大学佐々木ゼミと関西大学横山ゼミの産学連携合同ゼミ報告会が開催されました。今回で4回目になる合同ゼミでは、阪南市役所、一般社団法人いくのもり、㈱グランディーユ、泉北レモンの街ストーリー、NPO法人アクセスから解決課題をもらった8チームが、それぞれ半年間にわたって課題解決策の提案と実現にむけて活動した成果を報告しました。当日は、オンライン参加を含めて受け入れ先団体の代表、審査委員、関係者など60名強が参加し、有意義な時間を過ごしました。

外部審査委員3名による厳正な審査の結果、グランプリは「生野区で見つけたSNSのSOS」(佐々木ゼミいくのもりチーム)、準グランプリは「半年間フェアトレードについて本気で取り組んでみた」(横山ゼミアクセスチーム)、オーディエンス賞は「れもん大好きだもん‐泉北レモンを通じての地域活性化」(佐々木ゼミ泉北レモンの街ストーリーチーム)が受賞しました。なお審査員は、着眼点、論理的思考力、情報活用力、プレゼン力、質問対応力の5つの基準をもとに審査を行いました。

グランプリ受賞いくのもりチームは、高齢者の多い生野区でスマホに興味を持ってもらうことを課題に、地域の人たちと協働してインスタグラムの魅力と使い方をまとめたマニュアルを作成し実践したことが評価されました。また準グランプリを受賞したアクセル全開アクセス班は、フェアトレード商品としてのメッセージカードの売り上げの現状を変えるためにアンケート調査を行い、その結果をもとにパンフレットとPOPを作成したことが評価されました。泉北レモンの街ストーリーチームは、プレゼン資料の出来と地域活性化を自分事と考え実行に移した点がオーディエンス賞につながりました。

今回はコロナ禍でのフィールドワークになり、どのチームも大きな制約の中での活動を余儀なくされましたが、そうした逆境を逆手にとってオンライン会議を中心にしながらユニークな提案活動がなされたことが印象的でした。
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