経営学部生2名によるマカオでのインターンシップ報告会を開催!

2020.01.29

1月15日(水)、サギタリウス館において「マカオでのインターンシップ報告会~今話題のIRについて知ってみよう!~」をテーマに経営学部生2名によるマカオでのインターンシップ報告会を開催した。
2019年8月26日(月)から3週間にわたって、山本威志さん(経営・4年次)と藤井琢真さん(経営・3年次)が、ギャラクシー・エンターテインメント・グループ(略称:GEG)が実施する「GEG 日本-マカオ統合型リゾート・マネジメント・メンターシッププログラム」に参加し、そこでの学びや体験について報告した。
 

報告者の山本さん(左)と藤井さん(右)
IRのからくりには様々な発見や驚きがあったと語る藤井さん
IRとは、カジノのほかホテルや劇場、国際会議場や展示会場などのMICE施設、ショッピングモールなどが集まった複合的な施設のこと。Integrated Resortの頭文字の略で、統合型リゾートとも呼ばれています。その中でもGEGはゲーミング業界のアカデミー賞といわれる「インターナショナル・ゲーミング・アワード(IGA)」において、2019年に通算5回目となる「年間最優秀カジノオペレーター賞(オーストラリア・アジア地域)」を、ギャラクシー・マカオが3年連続で「年間最優秀統合型リゾート賞」を受賞している、世界有数の大手IR企業である。
参加者からの質問に答える山本さんと藤井さん
”世界最大級のおもてなし”について360度の視点から学べたと語る山本さん
参加者にはIRに興味を持ってもらういい機会となった
山本さんと藤井さんは、報告で次のように語った。日本では「IR施設=カジノ」と思われがちだが、IR施設はマカオだけでなくラスベガスやシンガポールなど世界中に存在する総合型リゾート(エンターテイメント業・ホテル業・カジノ)である。カジノは一言でいうと「ギャンブル」でマイナスイメージがあるが、カジノで得た収益の4割は税金として国に納め、国の教育整備や福祉に役立てられるなど、国に還元される仕組みとなっている。また、統合リゾート施設であるからこそ、さまざまな層の観光客の来日も期待できるとともに多くの雇用も生み出すことができる。近年日本でもIR整備が進められているが、私たちがインターンシップでお世話になったマカオ大学経営学部IR学科のようにIRを学べる大学や機関が日本にはなく、IRを根本から理解する日本人は多くない。日本は、海外企業に頼るだけではなく、IRの知識にたけた人材の育成にも力を入れていかなければならないと感じている。
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