現代社会学部 第3回スポーツ研究会開催! – スポーツ映像編集の実践 –

2019.12.23

研究会の様子①四倉大地氏の解説

現代社会学部健康スポーツ社会学科の石飛 博之 助教は自身の共同研究活動の一環として、スポーツ指導者・企業の方と共に、「スポーツ研究会」を定期的に開催し、学生にその成果を公開しています。
今回2019年12月16日には、スポーツ映像編集・分析を手掛ける株式会社ジェイ・エス・スポーツ事業部の四倉 大地氏をゲストに迎え、本研究会に参加した本学部9名の学生とともに、実際に映像分析toolを使い、各自の観点からスポーツ映像の編集を行いました。

研究会では、スポーツ映像編集を行うためには、まずどのような観点(視点)に着目するかについて、参考例をもとに、各自が持ち寄ったスポーツ映像を1-3分に編集を行いました。その後、編集を行なった観点ついて発表し、参加者それぞれの“スポーツを見る目”のシェアを行いました。こういった視点はメジャーリーグやNBAなどのチャンピオンスポーツに限られるわけではありません。小学校から大学にいたるスポーツ実技の指導をする上で非常に役立つとともに、必要とされる能力の一つであると考えられています。四倉氏はバスケットボール・サッカー・ホッケーなど様々なスポーツ指導者と接点があり、四倉氏の解説や観点は、学生たちの“スポーツを見る目”の引き出しを増やしてくれるものでした。
今後も定期的にスポーツ研究会は開催されるとのこと。将来、様々なスポーツの指導を行いたい学生のコーチング力の向上や競技力の改善に役立つ内容が企画されていますので、次回開催時には参加をお待ちしております。

スポーツ映像編集とは

撮影した映像を個人のスポーツスキルやチーム戦術などに分類することです。それにより、選手やチームへのフィードバック、また、スカウティング情報などを短時間で共有することを可能とします。ここ数年で、日本でもこれを仕事とする”スポーツアナリスト“が脚光を浴び始めています。特に、トップや大学のカテゴリーでは、こういったデータ収集や分析をもとにして、練習・戦略構築が行われ、勝敗を左右する要因となります。

四倉 大地 氏

株式会社ジェイ・エス スポーツ事業部
映像分析ソフトの普及を通し、日本のスポーツ文化の発展、多くの指導者のコーチングを
支える業務に従事

研究会の様子②実習場面
研究会の様子③映像編集
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