経営学部の授業でカゴメ株式会社 品質保証部 環境システムグループ 綿田氏が講演

2019.12.23

2019年12月13日(金)に「環境マネジメント論B」の授業で、「カゴメにおける生物多様性の取り組み」というテーマでカゴメ株式会社の綿田 圭一さん(品質保証部 環境システムグループ 専任課長)による講演がありました。
生物多様性というのは、単に多くの種の生物が存在するということではなく、それぞれの個性と、それらが直接・間接につながっていることを指します。
講演では、生物多様性とは何か、生物多様性とカゴメの関わり、私たちが直面している生物多様性の4つの危機、それらに対するカゴメの対策や実践についてのお話がありました。
 

学生から綿田さんに、「契約農家が栽培したトマトを全量買い取りしておられますが、傷物や腐ったものはどうされていますか?」「生物多様性の保全の取り組みにはお金のかかることも多いと思いますが、予算取りはどうされているのですか?」という質問が寄せられ、綿田さんからは、「学生の皆さんの質問力の高さに驚きました。また、カゴメの次の取り組みのヒントにもなりました。」と話しがありました。
学生からの感想としては、「私たちが何気なく買っている商品の背景に、このような取り組みがなされていることに改めて気づきました。」「生物多様性の危機という社会的課題の解決と企業のビジネスや活動を結び付けておられることに驚きました。」といった気づきが多く挙げられていました。
PAGE TOP