経営学部 海外研修(タイ、バンコク)報告

2019.10.01

日本学術振興会(JSPS)バンコク研究連絡センターにて
経営学部の1、2年生を対象として、2019年9月2日から7日の日程で、タイ王国にて海外研修を実施しました。
9月2日の早朝、関西国際空港に集合し、スターアライアンスに加盟するタイ航空にて首都バンコクのスワンナプーム国際空港に到着、翌日の3日よりバンコク市での研修を開始しました。3日午前はチャオプラヤー川の周辺に位置するワットアルン、ワットプラケオ(王宮)などを巡りました。午後はバンコク市内中心部のアソークへと移動し日本学術振興会(JSPS)バンコク研究連絡センター、国際交流基金(Japan Foundation)および日本学生支援機構(JASSO)を訪問しました。それぞれの組織から事業活動についてのレクチャーを受け、日本とタイとの様々な分野での結びつきについて学ぶことができました。
4日は東部経済回廊のアマタナコーン工業団地にあるデンソー・タイランドのバンパゴン工場を視察し、タイにおける日系企業のもの作りの現場を実際に目にすることができました。同日の夜にはシーナカリンの鉄道市場ナイトマーケットを訪問しました。
デンソー・タイランド・バンパゴン工場にて
ナイトマーケットを楽しむ学生たち
5日はバンコクの北部にあるナワナコーン工業団地を通り、アユタヤ遺跡および西部のダムヌンサドゥアック水上マーケットなどの郊外地域を訪問しました。
ダムヌンサドゥアック水上マーケットにて
ユネスコ世界遺産であるアユタヤにて
ドゥアン・プラティープ財団にて
6日の午前はバンコクの旧市街であるコ・ラタナコーシン地域に足を運び、ローカル市場を中心に視察しました。パクローン花市場、中華街(ヤワラート)、インド人街のパフラット市場とシーク教寺院を巡りました。午後はクロントイ地域へと移動、ドゥアン・プラティープ財団を訪問しました。クロントイ地域を歩いて視察した後、財団の事務所にてクロントイ地域の歴史と現状、そして住民参加型コミュニティ開発の様子についてのレクチャーを受けました。
大手日系企業のバンコク・オフィスで勤務する卒業生の話を聞く学生たち
他にも日新電機株式会社のバンコク・オフィスに勤務する米津博喜氏(経営学部2013年卒業・具承桓教授のゼミに所属)よりタイでの勤務経験を聞く機会を持つことができました。短期の滞在ではありましたが、ASEANの中心であるタイの歴史および経済、日本との幅広い分野での強い結びつきに触れ、また現地でのビジネスの実際について知る実りの多い海外研修となりました。
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