祇園祭 山鉾巡行に、小林ゼミの学生が参加しました!

2018.07.17

巡行前の様子
ユネスコ無形文化遺産に指定されている京都祇園祭の山鉾行事。本学文化学部京都文化学科では「函谷鉾(かんこぼこ)」保存会と協働し、祇園祭を支える一員として学生が山鉾行事に参加しています。また、2017年からは「郭巨山(かっきょやま)」との連携もしています。
綱を曳く様子
7月17日(火)に行われた祇園祭前祭(さきまつり)の山鉾巡行では、文化学部京都文化学科 小林 一彦ゼミの学生たちが参加しました。
6万5千人を超える観客の前で、汗を流しながら鉾を曳く学生たちの姿はとても勇ましく、人々に感動を与える存在となっていました。
函谷鉾保存会との活動が始まったのは2013年。函谷鉾町はこれまで商業地に位置して住民のいない町とされ、伝統の継承に課題を抱えていました。函谷鉾保存会では、以前にも学生と協力した取組みが行われていましたが、単年度での実施で、伝統文化の継承という根本的な解決には至りませんでした。その函谷鉾町で、京都文化学科の学生は祇園祭の取組みを通じて京都の伝統を受け継ぎながら、その大切さや重みを学んでいます。
巡行を終え、ゼミを担当する小林 一彦 教授は「毎年、汗を流し曳き終えた学生たちの達成感に満ち溢れた顔を見ると感動します。」と感想を述べられていました。また、実際に鉾の綱を曳いた学生からは「今年は山鉾の前掛などの鉾を飾る工芸品・染織品が本物を使用しており、歴史を感じながら曳くことができた」と感想を述べられていました。
曳き子を終えた小林ゼミ一同
座学だけでなく、現地での活動からしか得ることのできない経験を通じて、長い歴史を誇る京都の伝統文化を学び、学生たちは街と共に成長し続けます。
小林ゼミ 集合写真
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