現代社会学部生 北区旭丘中学校の健康づくりを支援

2017.12.06

「中学生に生活リズムの大切さを知ってもらう」。京都市北区役所の呼びかけで、朝食をとおして栄養や健康づくりを学ぶ講習会が12月6日(水)、京都市北区の旭丘中学校で初めて開かれました。
本学現代社会学部健康スポーツ社会学科の吉岡美子教授による講義では、中高生は最もエネルギーが必要である時期でありながら、近頃は朝食を抜きがちな生徒も多く、本来必要なカロリーが不足していることを指摘。
現代社会学部生は、SATシステム(*1)を利用したカロリー計算や、理想的な朝食づくりに挑戦するワークショップを担当しました。中学生は電卓片手に、たんぱく質や脂質の書かれた食べ物の絵を手に取って朝食の献立作りをしました。カロリーを考えて食する機会が少ないためか、学生から追加の食品のアドバイスを受けることもしばしば。ワーク後には、グループ毎に様々な献立が並びました。
次回の講習会では、高齢者を対象にした取り組みも検討中。今後も教員・学生が中心となり、北区の健康増進を目指します。

*1 実物大のフードモデルを選んでセンサーボックスに乗せるだけで、瞬時にその食品のエネルギー、栄養素量を計算し、モニター画面上で確認できるシステム。
*2 京都新聞12月7日(木)朝刊に掲載
写真①:食育SATシステムを用いてカロリーを計算。
写真②:朝食の献立づくりの様子。
写真③:朝食の献立づくりの様子
写真④:各グループが考えた朝食の献立
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