経済学部専門教育科目「入門セミナー」で講演会を実施しました(6月7日開催)

2017.06.07

6月7日(水)の午後、1年次生対象の「入門セミナー」授業において、京都信用金庫の増田寿幸理事長による合同講演会を開催しました。

本学部では、今年度の新入生から、「入門セミナー」の授業において、経済学的なものの見方や考え方に触れながら、学術的な文章の読み方や要約の仕方、自らの考えの伝え方、議論の方法などを学ぶ、新たな取り組みを始めました。このアカデミックスキルを取り入れた授業の開始に際して、増田寿幸理事長から、「大学の4年間で学ぶべきこと」をテーマにご講演いただきました。講演の中で、増田理事長は学生達に、大学時代こそ、ビジネスの基本能力である「対話・コミュニケーション能力」を磨く大切な時期であると力説されました。「SNS(Social Networking Service)」は大変便利なものであるが、SNSを通じたコミュニケーションに依存しすぎると、共感力や表情から相手の意図を読み取る力、瞬時に相手に合わせて会話のキャッチボールをする力などに代表される、本当の意味でのコミュニケーション能力を失うことになりかねないというご指摘に、なるほどと感じていた学生も多いようです。授業に出席した多くの学生達は、熱意のこもった理事長の話に熱心に耳を傾け、これからの大学生活の過ごし方について改めて考える機会を得ることができました。
PAGE TOP