経済学部 菅原ゼミ「WEST論文研究発表会2016」で現状分析賞受賞

2016.12.16

菅原ゼミの3チームが、「WEST論文研究発表会2016」(12月3日・4日;同志社大学)および「ISFJ(日本政策学生会議)2016政策フォーラム」(12月10日・11日;明治大学、日本大学)に参加し、それぞれ以下の内容で研究発表を行いました。

伊佐班(ISFJ):「給付型奨学金制度の拡充に向けて」

政府・日本学生支援機構が行う奨学金とは別に、民間の奨学金制度の拡充に着目しました。給付型奨学金制度を運営している公益財団法人などへのインタビュー調査から、民間が行っている制度の課題を抽出し、採用審査やモニタリングの強化といった改善策を提言しました。

大塚班(WEST):「ふるさと納税による地域格差是正」

ふるさと納税が自治体間の収入格差是正に寄与していることを確認し、先行研究に基づいて過当競争を緩和しつつ収入格差是正効果を得られる分配方式を模索しました。県と市町村が協力して地域をアピールしている鹿児島県モデルの他府県への適用可能性を検討しました。

大原班(ISFJ、WEST):「くるみん認定の実態とは」

女性が活躍できる就労環境整備のため、厚生労働省が導入している「くるみん」認定のより積極的な普及について考察しました。「くるみん」認定を受けた企業へのアンケート調査から制度の課題を抽出し、認定条件の一部緩和と既存の税制優遇措置とをリンクさせた制度改正などを提言しました。
このうち、大原班はWESTにて、他とは違った切り口でのアプローチと問題意識および論文の読みやすさが評価され、現状分析が最も優れている1チームに送られる現状分析賞を受賞しました。

受賞チームからの一言

1人でも多くの人に「くるみん」を知ってもらえたら嬉しいです。(湯川)
他校の発表を聞い実際に目にして刺激をたくさん受けることができました。(荒木)
半年間続けてきたことが、賞を受賞するということに結果に繋がり、嬉しく思います。(西尾)
少ない時間の中でもベストを尽くした結果、賞をいただけてよかったです。(加藤)
短い時間の中でみんなと協力し、完成させた論文で賞をいただけたことを嬉しく思います。(大原)
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