令和2年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「重点テーマ」

重点テーマ・目的・期待する効果等

(1)テーマ

英語講義科目における多様なレベルの学生の主体的参加の促進と教育効果の増進

(2)目的

今年度は、①(学部開設2年目となり、専門の講義科目:展開科目が多数開講されるため、講義科目においてもより一層受講生が主体的に学べるような工夫をしていくこと)、②(英語での講義科目において、レベルの異なる受講生が関心をもって積極的に取り組めるような授業運営の工夫を学部として蓄積していくこと)、③(複数クラスを開講する科目の授業において、クラス間の差を縮め、高いレベルで平準化できるよう、担当者間の意見交換や工夫の共有に取り組んでいくこと)、これら①②③に取り組んでいくが、特に②を重点テーマとする。①に該当する展開科目のうち、特に英語で行われる専門の講義科目について、より多くの受講生が関心をもって英語講義を受講し、積極的に取り組めるような講義とすることで、英語講義であっても専門知識を着実に修得できるような教育効果の増進をはかる。とりわけ、英語力のレベルにかかわらず、学生の主体的学びによって専門度の高い内容の教育効果を増進できるような授業運営の工夫を、学部として蓄積、共有することを目的とする。

(3)期待する効果

英語講義の授業運営の工夫を教員間で学びあうことで、より魅力的な英語講義の提供が可能となり、受講生が英語レベルにかかわらず積極的に取り組もうとする動機付けとなる。本学部のポリシーでもある「英語で専門科目を学び議論する」ことを実践する重要な科目の改善によって、学部専門教育の質の向上に資するものと考える。
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