令和2年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「中間報告」

「学習成果実感調査」についての分析結果

重点テーマ「英語講義科目における多様なレベルの学生の主体的参加の促進と教育効果の増進」に基づき、春学期開講の英語講義3科目について実感調査を実施した。オンラインでの講義と実感調査となったこともあり、回収率の悪い科目もあった。
3科目とも「満足度」は4.55〜4.8と高評価であり、「主体的なとりくみ」、「知識や社会科学的視点の習得」のいずれも高いレベルであった。自由記述からも、受講生の理解度やレベルの差を考慮して適宜追加資料や説明を工夫しながら、充実した英語講義が行われたといえ、受講生からはオンライン実施による目立った問題もなかったとされた。
今回の調査をもとに、秋学期および次年度開講の英語講義科目をより魅了的なものにできるよう、教員間で工夫や知見を共有していきたい。

「公開授業&ワークショップ」についての成果報告

「ワークショップ」
日時:9月8日(火)10:30〜12:00
場所:SR304教室
参加者:19名(教員17名+職員2名)
テーマ:「オンライン講義科目の充実にむけての意見交換」

ワークショップでの意見交換内容

鈴井学部長から、8月に国際関係学部1年生を対象に行った「オンライン授業に関するアンケート」結果に基づき、講義科目のオンライン対応についての学生からの意見や改善要望についての分析が行われた。加えて多くの教員からオンライン講義で生じた問題点や対応、工夫などが紹介され、下記のような内容について活発な意見交換が行われた。
  •  資料配付と課題のみの講義についての不満が強いため、音声pptxや動画などの対応が期待されること。
  •  講義内容のデータの上げ方について、学生の接続環境や負担を考慮する必要があることや、その工夫について。
  •  課題の量や提出期限、教員のフィードバックの重要性などについて。とりわけ対面実施と併存する秋学期に考慮すべき点について。
  •  対面実施を基本とする科目をオンライン参加する受講生への対応について。
引き続き、教員間で課題や工夫を共有しながら、オンライン形式での講義科目における学びの充実化を図ることを確認した。

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