令和4年度 学部授業・カリキュラム改善に向けた「中間報告書」

「学習成果実感調査」についての分析結果

1. 学部全体の傾向について

授業の総合的な満足度(設問11)については、「満足している」との回答が84%であり、前年度と概ね同様の結果が示された(令和3年度:88%)。また、講義・演習・実習における授業の理解度(設問7)については、「理解できた」との回答が83%であり(前年度87%)、こちらについても前年度と概ね同様の結果であったものの、満足度・理解度ともに前年度をやや下回っているために、引き続き、秋学期の結果を注視していきたい。
なお、調査回答率は、34.6%であり、前年度の28.8%に比べると上昇を認めたが、秋学期においても引き続き、周知を図るよう努めていきたい。

2. 1年次生の傾向について

導入科目の社会学入門Aの授業に対する総合的な満足度(設問11)では、「満足している」との回答が81%であり(令和3年度:84%)、入門演習Aは90%(令和3年度92%)であった。また、授業の理解度については、社会学入門Aにおいて80%(令和3年度:83%)、入門演習Aでは86%(令和3年度90%)となっており、1年次生は概ね学部への学びへと適応している状況がうかがえた。
なお、調査回答率は、社会学入門Aが55.4%(令和3年度:41.8%)、入門演習Aが53.9%(令和3年度:44.8%)であり、前年度より改善が図られた。

3.2年次生以降の傾向について

現代社会学科の専門科目における授業の総合的な満足度(設問11)では、「満足している」との回答が90%であり、講義・演習・実習における授業の理解度(設問7)については、「理解できた」との回答が88%であった。また、科目の履修を通して自己の足りない知識・技術等の発見につながった(設問11)との回答は86%であった。
健康スポーツ社会学科の専門科目における授業の総合的な満足度(設問11)では、「満足している」との回答が88%であり、講義・演習・実習における授業の理解度(設問7)については、「理解できた」との回答が87%であった。また、科目の履修を通して自己の足りない知識・技術等の発見につながった(設問11)との回答は87%であった。
なお、両学科ともに調査回答率が低調であったが(現代社会学科:29.4%、健康スポーツ社会学科31.8%)、おおむね良好な満足度、および理解度の状況を示していた。

「学部独自のFD活動」についての成果報告

その他研修会等
  • テーマ:「実践的FDプログラム」オンデマンド講義を視聴して
  • 概要:視聴したオンデマンド教材の内容に基づき、授業における到達目標の設定とその評価における学部の現状や課題の共有を目的として質疑応答形式で実施した。
  • 実施日:2022年5月18日
  • 参加人数 37名(教員36名、職員1名)

  • テーマ:障害を持つ学生への教育支援のあり方についての意見交換
  • 概要:前年度の研修および春学期の授業を踏まえ、障害を持つ学生への教育支援のあり方について理解を深めることを目的として質疑応答形式で実施した。
  • 実施日:2022年9月21日
  • 参加人数 36名(教員35名、職員1名)
PAGE TOP