塚本 小百合さん(アルゼンチン/国立ラプラタ大学)

私は2012年の3月からアルゼンチンに交換留学生としてきました。アルゼンチンに来る前は南米のヨーロッパというイメージがありましたが、それは首都のブエノスアイレスだけでした。
私がいるラ・プラタは一軒家やが多く、学生が多い街です。また首都に比べて、人も親切にしてくれます。
ラ・プラタ大学では前期日本人だけで経営、文化、歴史などを勉強をしました。
もちろんすべてスペイン語です。
私達のレベルに合わせて授業は進みました。言語と一緒に他の分野を勉強することで、私は経営に興味を持ちました。
後期からは現地の学生たちと共に、自分が興味のある起業についてやマーケティングを学んでいます。
また文章の構成を学ぶためにジャーナリズム、直感的なコミュニケーションをとるのにハンドボールなどの授業も受けています。
ラ・プラタ大学はアルゼンチンの中でも優秀な大学なので、やはり授業についていくのが大変です。
しかし、授業中でのディスカッションはすごく勉強になります。自分の意見を持ち、それを次々と伝えて行く現地の学生達に驚きました。
今は12月にある起業についてと、アイデンティティについての最終プレゼンテーションに向けて準備しているところです。

勉強以外にも、いろんな人と話すことで自分の視野が広がりました。日本についてあまり知らない自分に嫌になったりもしましたが、さらに日本のことを知るきっかけになりました。
今は友達たくさんもいて週末にはよくパーティーに行って楽しく過ごしています。
せっかく留学しているので、できるだけ家にいずに外にでて、また新しい人達と出会ったり、話しています。
これは語学力が伸びる近道だと思っています。ですから、人見知りを捨てて積極的に動いてます。
7月の休み期間にアルゼンチン北部、ボリビア、ペルーに旅行で行きました。
一番大変だったのは、ボリビアです。道が舗装されてなくバスが揺れて寝れなかったり、デモで道が封鎖され、真冬に暖房もなく8時間以上待たさせれたり、トイレがなくてと大変な経験もたくさんしましたが、それらも旅行の醍醐味だったと今は言えます。
またいろんな人を通して文化や習慣の違いを知ることや、たくさんの綺麗な場所にも訪れました。
留学生活も残り少ないですが、悔いのないように楽しく過ごしたいです。

アルゼンチン/国立ラプラタ大学 塚本 小百合

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