短期語学実習レポート 矢野 未知人さん(プーシキン大学)

ロシア語夏季短期語学実習(2013年8月9日~9月1日)

私はこの夏休み、サマースクール(短期語学実習)で一ヶ月ほどロシアのプーシキン記念ロシア語大学で勉強してきました。

今年京都産業大学のロシア語専修からは17名がこのサマースクールに参加しました。
最初は、ロシアという未知の世界でどうなることかという不安もありましたが、大学及び北上先生の充実したバックアップとみんなの助け合いのおかげで、私もロシアでの生活を満喫できました。
ちょうど、ロシアでは世界陸上が行われていて学校が休みの日に競技場に足を運んで、みんなで大いに盛り上がりました。

寮生活も苦にならず、協力しあって料理を作ったり他の国の学生に具材の売り場を尋ねたりと、なかなかに濃い経験が出来ました。また寮には卓球台が置いて あり、そこで様々な国の学生とプレーをして楽しみました。寮母さんは気さくな方で、卓球大会を開いてくれたり異文化交流会を催してくれたりと様々なイベン トを企画してくださいました。

サマースクールでは、町での買い物のしかたや、自己紹介、加えて音楽やプーシキンという人物についてなど日本の大学とは違った多種多様な授業を行ってく ださり、とても充実した勉強ができました。また最後の授業の日には先生方がお茶会を催してくださり、とても親身で優しい一面を垣間見る事が出来ました。

この留学を通して、私は異文化交流についての深い教養を得ることができ、なによりロシアの実際の空気を触れることができました。そして感じた事は、もっとロシア語を勉強しなければという焦りであり、それが今後の勉学の励みになっています。

言語を学ぶ皆さん、どうか一度その言葉が話されている国へ行ってみて実際の空気に触れてみてください。必ず、何か感ずることがあると思います。

(2013年9月 矢野未知人)
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