「3週間のドイツ留学」小嶋 遥さん

日本で暮らしていては、知ることのできないドイツのことを知ることのできた3週間でした。ドイツのことは事前授業で学んでも、実際行ってみるまで実感がわきませんでしたが、ドイツについて様々な体験をすることで、以前より深く知ることができました。最初は慣れない異国で、買い物の時に日本で習ったドイツ語を実際に言ってみて、本当に通じるか不安でした。最初の方は本当に自分のドイツ語であっているか、などが気になって、中々発言ができずにもどかしさばかり感じていましたが、自分の話したドイツ語が通じた時は嬉しく、色々なものを購入することが楽しく感じました。おかげでカフェによく行きました。 日本と違うなと感じたのは、店員と話すとき、必ずまず挨拶をすることです。日本では店員が注文などを聞くときはすぐに用件に入りますが、ドイツでは必ずまず挨拶をします。また、スーパーでは無料のレジ袋がもらえません。日本でも最近は多くなってきていますが、ドイツでは持っていることが前提なので、レジで袋がいるかどうかも聞かれませんでした。
そして日本にいるときには知りえなかったことは、ドイツ人は優しいということです。ドイツ人といえば、しかめっ面で、怖そうなイメージがありますが、困っていると助けてくれます。スーパーでカートの使い方がわからない時など、どこからともなくやってきて助けてくれたり、教会で良い席を譲ってもらったり、たくさん助けられました。そしてトラム(路面電車)はあまり遅れません。ヨーロッパの交通機関と聞くと、日本の様に時間通りに来ることは少ないと思っていましたが、ライプチヒのトラムは割と時間通りに来ることが多かったです。日本のバスと違い、必ず切符を改札に通す必要がなく、たまに無賃乗車している人がいるのではないかと思いました。私は、3週間で一度も検察には出会いませんでした。 普通に住むだけならばあまりドイツ語は必要がないと感じましたが、自分の意見をしっかり言わないと通じない国なので、病院に行った時など、伝えられないもどかしさに困ったことが多かったです。だからこれからもドイツ語をさらに上達できるようにしていきたいです。この3週間はこれからの学びに大きな刺激と経験になったと思います。
写真はバッハスケラー前のゲーテとファウストの像。『ライプチヒのメッセに訪れながらアウアーバッハスの店に寄らぬ者は、口閉ざす羽目になる。なぜならそいつは本当のライプチヒを見てないからだ』というので行ってきました。ファウスト博士の左足に触れると幸運が訪れるらしいです。
上の写真はライプチヒではなく、ベルリン大聖堂の中の写真です。そして白っぽい方が、名前は知りませんが、ドレスデンで入った教会の中です。教会が素晴らしくてパイプオルガンがあることが多いのと、時間になったら鐘が響くのがヨーロッパらしくて素敵です。
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