「フライブルクでのドイツ語海外実習を振り返って」
奥村 愛美さん

私たちが、この海外研修を通して学んできたことは数えきれないほどありました。日本とドイツとの生活には大きな違いがあり、最初は戸惑うことが多かったですが、1か月ドイツに住んでみてわかったことは、思っていたよりも住みやすい場所だということです。日本では24時間開いている店も多く、道には自動販売機があるのに対し、ドイツでは、コンビニも自動販売機もなく、日曜にはほとんどの店が閉まっています。一見不便にも思えますが、スーパーは日本よりも安く、品数もたくさんあり、食費もかなり安くすませることができます。また、チーズやソーセージ、肉は日本よりもかなり豊富な種類があり、他にも日本にはない食べ物を発見することができます。私にとって、ドイツでの毎日の買い物は楽しかったです。
私たちが1か月間過ごした場所、フライブルクについてですが、街にでると、たくさんのカフェが立ち並び、天気の良い日には、人びとがテラスでカフェを楽しみ、街ではゆったりとした時間が流れます。私たちのドイツ研究のテーマは「ケーキ」であったこともあり、たくさんのカフェを巡りました。ドイツのカフェに入る際に気を付けることは、日本と同じ感覚で入らないことです。カフェによって異なりますが、日本では店員が客を席へ案内し、メニューを注文し、お会計はレジで行うのが一般的なのに対し、ドイツでは自分たちが席に座るまで店員は来てくれないことが多いです。また、お会計の際は、店員にお会計することを伝え、その場でお会計を済ませます。
学生の街であるフライブルクには、多くの若者が住み、また、グリーンシティーといわれるほど、街にはグリーンスポットがたくさんあります。晴れの日が多く、風もたくさん吹き、またごみも少なくきれいな街でした。私がフライブルクで特に気に入った場所は、大聖堂の前にある市場です。平日の午前中は毎日市場が開かれており、たくさんの花や食べ物、野菜などが並べられます。そこでは安くておいしい本場のソーセージなどを食べることができます。また、現地の人びとはみんな親切で、何か困ったことがあれば進んで助けようとしてくれます。
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