「ドイツ海外実習 Freiburg」 松岡 沙耶香さん

私は、3月2日から28日の約4週間フライブルグ大学でドイツ語を学びました。初めての海外に行くということやそこで生活することなど楽しみであるのと同時に色々な不安もありました。大学は、着いた次の日から授業がありました。授業では、日本と違って、わからないことがあれば先生に日本語で聞くということができなくて、最初のうちは正直つらかったです。でも何とか理解してもらおうと努力して伝えたりして理解しようと思いました。当たり前のことだとわかっていたはずでしたが、全部がドイツ語で説明を聞くということに慣れない日々が続きました。クラスメイトの人たちは、本当にフレンドリーな方たちばかりで、中にはアメリカ、オーストラリア、中国の子たちとも一緒だったので、コミュニケーション手段として英語かドイツ語だったのでうまく伝わらなかったりすることもありましたが、だんだん話していくうちにドイツ語で話すのが楽しくなりました。最後に修了証をもらった後みんなここでお別れだと思う本当に寂しかったです。色々な国の人たちと触れ合うことで、その国の伝統や特徴や珍しいなど、色々な知識得られたし、逆に日本の事についても色々話して興味をもってもらえるいい機会にもなったので、いい経験になりました。このクラスと担当の先生と一緒にドイツ語学べて本当に良かったと思いました。人と人の出会いは大切なことだなと改めて感じることができました。

最初のここでの生活は、少し寂しいという思いをしました。寮内での生活では、フラットメイトとの共有の台所、お風呂、トイレが全部一緒なので顔を合わす機会が多く、最初は会話をするのにもとまどったり、わからなかったりとしていましたが、毎日少しずつ努力して話すことによって、コミュニケーションもとれるようになりました。それに伝わらなくても体で表現したりすることで相手に伝えようとする努力をすることで相手にもわかろうとするので、大切なことだなと気付きました。ドイツ人たちは、わからないことや困ったことがあればすぐに教えてくれて、本当に優しい人ばかりだと思いました。街に出てみても、自転車が倒れたら5人で助けたり、と助け合いが多く親切な人が多いことがわかりました。 フライブルクという街並みは、都会ではないがとてもきれいな街並みで治安も良くて大聖堂や教会といった大きな建物がありました。大聖堂の中に入ったときの感動と落ち着きは素晴らしかったです。天井がとても高く窓にはステンドガラスが飾られ素敵な空間になっていました。昼ごろには、大聖堂の近くで市場をしていてお花や魚や肉や野菜やジャムやお菓子、カリーブルストも売っていてとても美味しかったです。街にある建物に関しては、色鮮やかな建物が多く、道路の端に細長い川が流れているのですが、そこにうっかり落ちてしまうと結婚できるそうです。ドイツでの気温は、到着時は日本と同じくらい寒かったんですが、三月後半になっても朝と夜の寒さは変わらずとても寒く、お昼はとても暑くて温度差が激しかったです。雨はめったに降らず、降ったとしても傘をあまり差さないのが普通でフードだけかぶっているという人が多く見られました。基本晴れや曇りで天候はとてもよかったです。 フライブルグでの約4週間の生活は、楽しいだけではなく、つらいこともしんどいこともいろいろありました。でも言語を学ぶことで人と人とのつながりが増えるし、会話ができるし、相手に自分の気持ちが伝えられると考えたら、すごく努力しようと思えるようになったので、これから大学に戻って以前よりももっと頑張って積極的に取り組もうと思いました。この約4週間長いようで短かったですが、ここで学んだことをこれからの事に役立たせていけたらいいなと思います。ここで過ごしたことは本当に素敵ないい経験になりました。
フライブルグの大聖堂
フライブルグの大聖堂
フライブルグの大聖堂
ミュンヘン
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